特に意識はしてないが、このくらいが自分のペースですね。
基本的に本を読むこと、ドラマを見ること、どちらも広がる想像が魅力なので何を見ても楽しい。向き不向きはあるが。
自分には起こり得ないことを見せてくれるからいいのであって、だからこそ悪人であるにも関わらず好きになったり、誰が見ても善人が鼻についたりする。
天邪鬼と言えないこともない(笑)。
少しずつ読書メーターに過去に読んだ本を登録しているのですが、ブログ始めてるのに感想書いてない本が意外とあることに自分でびっくり。
そのころはもうひとつのブログのカテゴリのひとつだったからあえて書いていなかったのかも。
先日、「世にも奇妙な物語」で「探偵綺譚」のスイッチがドラマになっているが見るかどうかわからないと書いたが、そのエピソードだけ5分遅れくらいで見た。
江草君とメガネ君は仲良くなってからスイッチもらったのかな?
主人公が大学生、女の子絡みネタ、起爆装置を押したのがもらってから7日後、まんがのオチにさらにオチがプラスされるという脚色でありました。
私はまんがのままの方が好きかな。起爆装置を押すのが翌日というのがいいんじゃないかな?と(笑)。
3月の読書メーター
読んだ本の数:8冊
読んだページ数:2680ページ
川は静かに流れ (ハヤカワ・ミステリ文庫 ハ 24-2)
少しずつ露わになることで変化する距離感がたまりません。大切なものはひび割れでも大切なのでした。
読了日:03月30日 著者:ジョン・ハート
嵐を走る者 (ハヤカワ・ミステリ文庫)
人工降雨に興味が持てなかったせいか、いまひとつ。
読了日:03月25日 著者:T.ジェファーソン パーカー
探偵綺譚~石黒正数短編集~ (リュウコミックス) (リュウコミックス)
「スイッチ」がドラマになると聞いて再読。どれもオチがステキ。
読了日:03月21日 著者:石黒 正数
指し手の顔 下―脳男2
散漫なような…次への布石?
読了日:03月17日 著者:首藤 瓜於
指し手の顔 上―脳男2 (1)
読了日:03月14日 著者:首藤 瓜於
たまさか人形堂物語
ルピナス探偵団を思い出させる人形堂のチームワークがお気に入り。
読了日:03月10日 著者:津原 泰水
アンダーカレント アフタヌーンKCDX
不幸な道を辿りはしたがそれぞれ暗流に向き合えた結果のラストページの余韻がよかったです。
読了日:03月08日 著者:豊田 徹也
脳男 (講談社文庫)
鈴木一郎を探る旅に引き込まれた。
読了日:03月07日 著者:首藤 瓜於
読書メーター
基本的に本を読むこと、ドラマを見ること、どちらも広がる想像が魅力なので何を見ても楽しい。向き不向きはあるが。
自分には起こり得ないことを見せてくれるからいいのであって、だからこそ悪人であるにも関わらず好きになったり、誰が見ても善人が鼻についたりする。
天邪鬼と言えないこともない(笑)。
少しずつ読書メーターに過去に読んだ本を登録しているのですが、ブログ始めてるのに感想書いてない本が意外とあることに自分でびっくり。
そのころはもうひとつのブログのカテゴリのひとつだったからあえて書いていなかったのかも。
先日、「世にも奇妙な物語」で「探偵綺譚」のスイッチがドラマになっているが見るかどうかわからないと書いたが、そのエピソードだけ5分遅れくらいで見た。
江草君とメガネ君は仲良くなってからスイッチもらったのかな?
主人公が大学生、女の子絡みネタ、起爆装置を押したのがもらってから7日後、まんがのオチにさらにオチがプラスされるという脚色でありました。
私はまんがのままの方が好きかな。起爆装置を押すのが翌日というのがいいんじゃないかな?と(笑)。
3月の読書メーター
読んだ本の数:8冊
読んだページ数:2680ページ
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少しずつ露わになることで変化する距離感がたまりません。大切なものはひび割れでも大切なのでした。
読了日:03月30日 著者:ジョン・ハート
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人工降雨に興味が持てなかったせいか、いまひとつ。
読了日:03月25日 著者:T.ジェファーソン パーカー
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「スイッチ」がドラマになると聞いて再読。どれもオチがステキ。
読了日:03月21日 著者:石黒 正数
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散漫なような…次への布石?
読了日:03月17日 著者:首藤 瓜於
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読了日:03月14日 著者:首藤 瓜於
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ルピナス探偵団を思い出させる人形堂のチームワークがお気に入り。
読了日:03月10日 著者:津原 泰水
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不幸な道を辿りはしたがそれぞれ暗流に向き合えた結果のラストページの余韻がよかったです。
読了日:03月08日 著者:豊田 徹也
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鈴木一郎を探る旅に引き込まれた。
読了日:03月07日 著者:首藤 瓜於
読書メーター
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殺人の濡れ衣を着せられ逮捕、裁判で無罪となったにもかかわらず、家族とも縁を切らざるをえず、故郷を追われたアダム・チェイス。
5年後、アダムに故郷の友人ダニーが助けを求める電話をかけてくる。
断ったものの、3週間後にアダムは吸い寄せられるように戻っていく。
そして彼を待ち構えていたかのように事件が起きる。
こう書くと安っぽいミステリに聞こえるが、ミステリであることよりも心の再生小説の色が強い。
無実となったのに、5年も経っているのに、住民のアダムを見る目は「殺人者」。
そして新たに起きた事件にも彼の関与を真っ先に疑う何も変わらない町。
真相にたどり着くまで二転三転…町とチェイス家の澱みの部分を次々と見せられる。
まやかしの道を見せられているというよりも、再生に向かうためには必要な筋道だったという気がしてならない。
全てを踏んでいかないとラストの余韻をもたせるアダムにはなりえないなあと感じるから。
アダムもお父さんも、変に物分りがよいということがなく、同じだけ振り回されもがいている姿に体温を感じる。
求めたのは断罪ではない、大切なものなのだ、たとえそれがひび割れでも。
今ミステリチャンネルで視聴中のフランスドラマ「アヴィニヨン伝説」では振り回される人たちを「気がコロコロ変わりすぎ」と笑ったが、この本を読むと益々「アヴィニヨン~」の人たちは気分にムラがありすぎに思える。最終回で何かしらの答えがあるかもしれない、とわずかばかり期待(少しウソ)。
最近、話題の本を読んでも入り込めないことが続いて自分が読書に根気がなくなってきたのかなあ?と不安感が漂っていたが、単に合わなかっただけのよう。これは満足でありました。
保安官補のストロームソーは自分を狙った爆弾で妻子を亡くし、自身も重症を負う。
犯人は高校時代の親友で現在はマフィアのボスのタバレス。
かつての親友が何故そこまで憎しみをぶつけてくるのか?というのがメインテーマ。
酒浸りの生活を脱して旧友の警備会社でボディガードを勤めることになったストロームソーの担当するのがお天気キャスターのフランキー。
単なるストーカー事件と思われていたフランキーの護衛が、彼女が祖父から受け継いだ人工降雨研究こそが真のターゲットだった、と広がりを見せる。
刑務所内のタバレス人脈がフランキーの事件に関わっていたり、と愛憎溢れる人間関係は読んでいて退屈しないのですが、どうしたものか。
この作家さん好きだったんだけどなあ。
実際に研究されているものとはいえ、人工降雨に興味を持てなかったのが私の敗因だろうか。
「それでも町は廻っている」でおなじみの石黒さんの短編集。
読んだのは少し前だが、この中の「スイッチ」が「世にも奇妙な物語(フジテレビ系で3月30日)」の一話として放送されると聞いたので本ごと再読。
ドラマ化される「スイッチ」のストーリーは…。
メガネ転校生と親しくなった江草君が、彼から「僕はボマー、身体に埋め込まれた爆弾とどう向き合っていくか?という実験の被験者」と告白される。
起爆スイッチをどうするかはボマーの自由で、メガネ君は「最初の友だちに託そうと決めていた」ため、江草君の手に起爆装置が!さあ、どうする、江草君!!というお話。
これが学校生活と実験を融合した見事なサスペンス(笑)。
ドラマでは舞台は大学に置き換えられているようだ。見るかはわからないけど。
この短編集には「それでも町は~」が企画段階だった頃に描かれた「探偵綺譚」も収録されている。
歩鳥、紺先輩も登場するが微妙に設定が違う。紺先輩のアパート、あまりぼろくないし(笑)。
失踪した友人を捜す、探偵癖のある歩鳥がたどり着いた現実とは?とこちらもたいへん見事な探偵まんが。
「それでも町は~」が好きな方は間違いなく楽しめる、と思う。
「指し手の顔 下―脳男2」
[単行本]
著者:首藤 瓜於
出版:講談社
発売日:2007-12
価格:¥ 1,785
[単行本]
著者:首藤 瓜於
出版:講談社
発売日:2007-12
価格:¥ 1,785
「脳男」の続編、上下巻。
ふつう、上下の本は上巻と下巻ではかかる時間が圧倒的に違う。
設定やら何やらを思いながら読む上巻より、話が転がり出している下巻はあっという間のはず。
しかし、これは、どうしたことだろう。読めない。
「脳男」を読んだ時は続きがあれほど楽しみだったのに。
前作は鈴木一郎という男がだんだんと見えてくるのが好きだった。
が、こちらは「刑事の墓場」(結構好き)を想像させるような警察内部抗争、精神を病んだ人へつけ込むことを正当化するサイコな人、そしてそのサイコな人の手足となること+自分の異常な欲求に忠実な人、説明的な状況、といくつもの側面があって自分が期待した鈴木一郎のその後とは違っていたというのが原因だと思われる。
もちろん鈴木一郎は全編とおして暗躍しているが。
事件の核人物の「精神疾患のある犯罪者の処遇施設が必要」というのは同意するが手段がソレというのは気持ちが悪い。
というか、こっちの話だけで十分一冊になったのではないかという気がしてならない。
それとも続きへの伏線ということであえてのことなのかなあ?