「見知らぬ女の人を殺してしまった!」という妹からの電話で、妹のアパートから死体を処分することに決めた有坂香織は、たまたま居合わせた廃品回収業者の馬場鉄男を巻き込んで、死んだ女性の車で死体を捨てに出かける。香織の妹のアパートの隣に事務所を構える鵜飼は、依頼人山田慶子の到着を待っていたが一向に現われず、電話依頼時の「クレセント荘で不穏な動きがある」を頼りに、山田慶子の足跡を探しに出かけるのだった。
烏賊川市シリーズの五作目(たぶん)。
この二つの事柄が関係あるのはすぐわかりますが、具体的な理由やもう一つ事件が絡むので、おなじみの面々のすっとぼけ具合をおもしろがりながらも難しかったりする。
さらに今回は、香織と鉄男という、レギュラーメンバーに負けず劣らずのキャラクターも加わってなんとにぎやかなこと(笑)。
香織チーム、鵜飼チーム、それぞれの勘違いやら推理やらが見られるので、それもまた楽しい。
クライマックス部分は、緊迫した場面なのでしょうけれど、絵を想像すると笑ってしまうのは私だけでしょうか。
それにしても、流平君ってこんなにおバカさんでしたっけ?
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こんにちは。
同志社大学ミステリ研究会の広瀬と申します。
東川先生の作品記事を拝見し、
突然ですが、お知らせさせていただきます。
今年の6月に我々同志社ミス研は東川篤哉講演会を主催しました。
その時の講演会録、そして会員による東川先生の全作レビューを
機関誌「カメレオン」に掲載し、
11/26~11/28に行われる同志社EVE祭で販売いたします。
ご都合が合いましたらお越しください。
また、DMS公式ページでも通信販売を行う予定ですので、
どうぞそちらもご覧ください。
http://www.donet.gr.jp/~dms/cgi-bin/wiki/wiki.cgi?page=DMS+Wiki
突然失礼しました。
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