保安官補のストロームソーは自分を狙った爆弾で妻子を亡くし、自身も重症を負う。
犯人は高校時代の親友で現在はマフィアのボスのタバレス。
かつての親友が何故そこまで憎しみをぶつけてくるのか?というのがメインテーマ。
酒浸りの生活を脱して旧友の警備会社でボディガードを勤めることになったストロームソーの担当するのがお天気キャスターのフランキー。
単なるストーカー事件と思われていたフランキーの護衛が、彼女が祖父から受け継いだ人工降雨研究こそが真のターゲットだった、と広がりを見せる。
刑務所内のタバレス人脈がフランキーの事件に関わっていたり、と愛憎溢れる人間関係は読んでいて退屈しないのですが、どうしたものか。
この作家さん好きだったんだけどなあ。
実際に研究されているものとはいえ、人工降雨に興味を持てなかったのが私の敗因だろうか。
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