乱雑な本棚

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1月のまとめ

恒例なので一応。投稿数を稼ぐためにもね(笑)。

1月の読書メーター
読んだ本の数:6冊
読んだページ数:1857ページ

世界のお弁当―心をつなぐ味レシピ55世界のお弁当―心をつなぐ味レシピ55
お弁当は想像以上にお国柄を表しているものなのですね。
読了日:01月26日 著者:服部 直美
ロダンのココロ 夏 (朝日文庫 う 21-2)ロダンのココロ 夏 (朝日文庫 う 21-2)
四季編集で文庫になったのですね。全部読むか。
読了日:01月23日 著者:内田 かずひろ
ストロベリーナイト (文芸)ストロベリーナイト (文芸)
玲子のように犯人のためには泣けないなあ…
読了日:01月21日 著者:誉田 哲也
退出ゲーム退出ゲーム
軽く読めるのに、謎の根源は深くて辛くて切なくて。
読了日:01月17日 著者:初野 晴
雨に祈りを (角川文庫)雨に祈りを (角川文庫)
ブッバがいるからこそのパトリックとアンジーだと痛感。もっと読みたいけれどこれがシリーズ最後でもかまわないとさえ思う。
読了日:01月12日 著者:デニス レヘイン
インドなんて二度と行くか!ボケ!!―…でもまた行きたいかも (アルファポリス文庫)インドなんて二度と行くか!ボケ!!―…でもまた行きたいかも (アルファポリス文庫)
年明け一冊めはエネルギーに溢れたものを、と文庫版を。さくらさんが南米旅行から無事に戻ることをお祈りして。
読了日:01月03日 著者:さくら 剛

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「となり町戦争」三崎亜紀

となり町戦争 (集英社文庫)
「となり町戦争 (集英社文庫)」
 [文庫]
 著者:三崎 亜記
 出版:集英社
 発売日:2006-12
 価格:¥ 500
 by ええもん屋.com

居住する町と、となり町が戦争を始めたのに、何故か外国での戦争をニュースで知るようでしかなく、しかし町の広報に載せられる戦死者は確実にいる。
現実感がないのに偵察任務を命じられた主人公の目から見た奇妙な戦争が語られる、というのがこの本。
気に入らないところがあるから、憎いから、とそういう感情があって始まるのが戦争だと思っていたが、ここで始まったのはそれによっての経済効果や鼓舞された住民の力を当て込んでのもの。
戦争という事業を共同で遂行した、ということになるらしい。
戦争によって潤う仕事があるのも事実である、そこを殊更ドライに見ているといえるかもしれない。
「何故戦争なのか?」、あいまいな動機、お役所がやってることだから、戦争にも適用されるお役所仕事、と戦争という今の私たちには現実からかけはなれた言葉を借りて、とても現実的な気質を見せられているような気がしてならなかった。
ふざけているかのような、おおよそ9時から5時までの戦闘時間や、年末年始休戦だけど、「The Wire」のギャングも、日曜の朝は教会に行く時間なので襲撃はご法度というくらいなので現実的なのかもしれない。

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「世界のお弁当 ココロをつなぐ味レシピ55」服部直美

世界のお弁当―心をつなぐ味レシピ55
「世界のお弁当―心をつなぐ味レシピ55」
 [単行本]
 著者:服部 直美
 出版:情報センター出版局
 発売日:2008-05
 価格:¥ 1,575
 by ええもん屋.com

お国柄を知る上で、お弁当というのは想像よりも重要な見方かもしれない。
例えば、日本をはじめアジアではお弁当は当たり前のものだが、家から昼のためにごはんを持って出かけるという習慣がないという国もある。
それは昼休みをたっぷりとるからであったり、あたたかいものを食べるからであったり、と食文化のなかでもお弁当を切り取ってみてみるのは面白いことかも。
副題にあるようなレシピ本としては物足りないが、お弁当のおかず=ポピュラーな家庭料理と見ると、ふむふむ、お~という感じ。
食べるものだけでなく、外側のお弁当箱や水筒を紹介しているのも楽しい。
ドカ弁やら重箱系やら、きれいな細工を施したカゴものまで。
最も不思議で興味をもったのが、辛いもの好き国として有名なブータンの籠状のお弁当箱。
入れ物と蓋、二つの籠を重ね合わせているだけなのに、汁物を入れてもこぼれないのだとか。
竹を二重に編んでいるらしいがその密閉力、恐るべし。
インドのお弁当配達人(ダバワラ)の話は知っていたが、ある配達人に密着して手順を見せてもらえたのはうれしい。
でもねえ…回収までするの?食べた人が持って帰ればいいような気もするけど(笑)。
表紙だけを見るとレシピ本と思ってしまうが、中味はお弁当に関する読み物。
後半には、いろんな国の方々のお弁当に関する思い出が集められていて、こっちの方が読みどころだと思う。

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「ロダンのココロ 夏」内田かずひろ

ロダンのココロ 夏 (朝日文庫)
「ロダンのココロ 夏 (朝日文庫)」
 [文庫]
 著者:内田 かずひろ
 出版:朝日新聞出版
 発売日:2009-06-05
 価格:¥ 630
 by ええもん屋.com

ラブラドールのロダンと、ダンナさん、オクさん、おじょうさんとの楽しくてあったかい生活が大好き。
内田さんのまんがは「シロと歩けば」を先に知り、それからロダンも読むようになった。
ロダンもシロも共通しているのは、犬であること。
まんがの都合上、考えていることは文字になってはいるけれど、犬の思考で、判断で、行動、へんに人っぽくないのがまた好きなところだ。
ロダンの口調はおっさんクサイけれど、やることなすこと本当のワンコなのです。
解説で斉藤由貴さんも書かれていますが、ロダンは楽しいことも(散歩、ごはん)、ちょっとつまらないことも(買い物、雨)、同じように待っているのです、そういうものとして待っている健気なところにきゅ~っとなります。
内田さんが犬のこと大好きだろうな、と感じるのには犬のポーズも関係している。
横になって寝ている時に片前足を顔の下に敷いているとか、胸を起こして座っている時(スフィンクスのポーズ)に前足クロスさせているとか、すっごく犬のしぐさがリアルだと思う。
この本で、なにもしてないようにみえて足を組み変えるロダンが見られて幸せだった(笑)。

今回読んだのは「夏」だけれど、今までに刊行された1~5巻を四季に分けて編集しなおして春・夏・秋・冬の四冊の文庫となったらしい。この「夏」、巻末にはロダンが「シロと歩けば」にゲスト出演したものも掲載されているので、シロファンにも嬉しいこと間違いなし。
ロダンのココロ 春 (朝日文庫 (う21-1))
「ロダンのココロ 春 (朝日文庫 (う21-1))」
 [文庫]
 著者:内田 かずひろ
 出版:朝日新聞出版
 発売日:2009-04-07
 価格:¥ 630
 by ええもん屋.com
ロダンのココロ 夏 (朝日文庫)
「ロダンのココロ 夏 (朝日文庫)」
 [文庫]
 著者:内田 かずひろ
 出版:朝日新聞出版
 発売日:2009-06-05
 価格:¥ 630
ロダンのココロ 秋 (朝日文庫)
「ロダンのココロ 秋 (朝日文庫)」
 [文庫]
 著者:内田 かずひろ
 出版:朝日新聞出版
 発売日:2009-09-04
 価格:¥ 630
ロダンのココロ 冬 (朝日文庫)
「ロダンのココロ 冬 (朝日文庫)」
 [文庫]
 著者:内田 かずひろ
 出版:朝日新聞出版
 発売日:2009-11-06
 価格:¥ 630


是非、「シロと歩けば」もまた入手しやすくして欲しいです。

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「ストロベリーナイト」誉田哲也

ストロベリーナイト (文芸)
「ストロベリーナイト (文芸)」
 [単行本]
 著者:誉田 哲也
 出版:光文社
 発売日:2006-02-22
 価格:¥ 1,680
 by ええもん屋.com

美人でノンキャリアなのに30歳前にして警部補になった姫川玲子シリーズの一作目。
こういう事件あるだろうなと思うものの、どこか現実味が薄く、私は玲子のように犯人に対して泣いてあげることはできない。
犯行に至るポリシーの違いによる分裂でも、人を殺したことには代わりないものなあ。
玲子以上の凄惨な過去を持ち、人を殺すことは自分と同じ血を確認して自分が人間であると感じたいというエフは、自傷行為が枝分かれしたかのような、精神の治療を要するものだと思うが。
もっとわからないのは上しか知らないお坊ちゃまの殺人遊戯。
自分は生きててよかった、次回はわからないけれど、というのがストロベリーナイトのしくみ。
このお坊ちゃまだけかと思いきや、そのしくみに魅せられたものが大勢いるというのが…ね。
事件にはさっぱり現実味を感じられなかったけれど(嫌なものは見たくないからか?)、玲子やとりまくキャラクターには体温があったかな。
でも玲子の過去とそこから立ち上がった経緯にはやっぱりな、という気が。
立ち直ることへの応援なのかもしれないが、設定が安易のような…。
今後の玲子を成長させる出発点なのだと考えれば必要なことなのかも。
玲子班の面々と共に、シリーズとはそういうものなのかもしれない。
そういう意味では機会があれが続きも読んでみたい、かな?

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