犬絡みで選んだ本。
いや~楽しかった!
アローの男気、ボンタの素直さ、DOOG8の面々の特技に脱帽。
もちろん長老の元警察犬ウオッチの導きも素晴らしい。
ミステリというよりも、犬たちの冒険活劇といった趣。
特技を駆使して力を合わせて行動する様子は、こっちもわくわくする。
年長者が年下を指導し、年下は年長者を敬い、その中でお互いに成長していく、そんな社会性をうらやましく感じる。
それもこれも、浮羅田町のシンボル、レノの人徳(犬徳?)によるところが大きそうだ。
引っ越してもボンタはきっとまっすぐに育つに違いない。
私も今度犬と暮らす機会があれば、浮羅田町に住みたい。
そして one more(笑)。
巻末、著者の飼い犬が解説を書いているという趣向も私は好き。
「貴方は一日にどれくらい犬のことを考えています?」と私は他人に質問してましたなんて、自分では書けませんけれど、犬バカとしては非常にナイスな情報(笑)。
参考資料として数冊本が挙げられてますが、「のら犬ローヴァー町を行く」、「心とろかすような」、と最近読んだ本があって、なんとなく愉快。
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