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本の感想
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ロング・ドッグ・バイ (ミステリーYA!)
「ロング・ドッグ・バイ (ミステリーYA!)」
 [単行本]
 著者:霞 流一
 出版:理論社
 発売日:2009-04
 価格:¥ 1,680
 by ええもん屋.com

犬絡みで選んだ本。
いや~楽しかった!
アローの男気、ボンタの素直さ、DOOG8の面々の特技に脱帽。
もちろん長老の元警察犬ウオッチの導きも素晴らしい。
ミステリというよりも、犬たちの冒険活劇といった趣。
特技を駆使して力を合わせて行動する様子は、こっちもわくわくする。
年長者が年下を指導し、年下は年長者を敬い、その中でお互いに成長していく、そんな社会性をうらやましく感じる。
それもこれも、浮羅田町のシンボル、レノの人徳(犬徳?)によるところが大きそうだ。
引っ越してもボンタはきっとまっすぐに育つに違いない。
私も今度犬と暮らす機会があれば、浮羅田町に住みたい。
そして one more(笑)。

巻末、著者の飼い犬が解説を書いているという趣向も私は好き。
「貴方は一日にどれくらい犬のことを考えています?」と私は他人に質問してましたなんて、自分では書けませんけれど、犬バカとしては非常にナイスな情報(笑)。
参考資料として数冊本が挙げられてますが、「のら犬ローヴァー町を行く」「心とろかすような」、と最近読んだ本があって、なんとなく愉快。
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作品にバラエティがある理由
なんか結構コワイ系のミステリから、バカミスを経て犬を題材にするまで、バラエティに富んでいて、しかも面白い!。

霞さんがどうしてバラエティに富んだ作品が書けるのかを分析しているサイトを見つけました。
http://www.birthday-energy.co.jp/
書評を読みたくて、いろいろなサイトを巡っていたら見つけたんですが、いろんな視点から見るのは面白いですね。

諸般の事情でいきなり変更・・・これが原因かも?。
尚史 2013/08/14(Wed)  00:36 編集
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