いつも月初めにまとめを利用させていただいてますが今月はアチラにも書いたようにいろいろありましてこんな時期になりました。
多少落ち着いたここ数日で本は一冊読みましたけども。
しばらくはこんな状態が続くと思われます。
ただでさえ更新少なめのこのブログ、止めたのでは?と思われるかと思ってとりあえず近況を。
しかし、見たり読んだりが好きな私には堪えますねえ。
4月の読書メーター
読んだ本の数:8冊
読んだページ数:2583ページ
平台がおまちかね (創元クライム・クラブ)
ポプコンの本、一冊も読んでないのは問題かな?と少し寂しくなりました。
読了日:04月26日 著者:大崎 梢
謎の1セント硬貨 真実は細部に宿るinUSA
マキオさんの好奇心あふれるアンテナのファンになりました。
読了日:04月21日 著者:向井 万起男
イヌネコにしか心を開けない人たち (幻冬舎新書 か 1-2)
客観的に読めず、自分の体験に重なって辛くなった…(苦笑)。
読了日:04月16日 著者:香山 リカ
大国アメリカはスポーツで動く
地域に密着しているスポーツと政治。日本の「ファン」を超えたものを強く感じます。
読了日:04月14日 著者:生島 淳
短劇
おもしろかったですけど、ブラックと呼ぶには何かが足りないような…?
読了日:04月13日 著者:坂木 司
キングの死 (ハヤカワ・ミステリ文庫)
主人公は思い込みが強すぎて…。最低の男でも父、という言葉は身に沁みます。
読了日:04月12日 著者:ジョン ハート
恋文の技術
アホアホ丸出しで大笑い。そして習得した技術に感動。机上の妄想、恐るべし。
読了日:04月05日 著者:森見 登美彦
毒殺魔の教室
インタビュー部分は明らかになる歪んだ情熱のマエフリでしかなかった。小学生が…と思わないでもないが。
読了日:04月01日 著者:塔山郁
読書メーター
多少落ち着いたここ数日で本は一冊読みましたけども。
しばらくはこんな状態が続くと思われます。
ただでさえ更新少なめのこのブログ、止めたのでは?と思われるかと思ってとりあえず近況を。
しかし、見たり読んだりが好きな私には堪えますねえ。
4月の読書メーター
読んだ本の数:8冊
読んだページ数:2583ページ
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ポプコンの本、一冊も読んでないのは問題かな?と少し寂しくなりました。
読了日:04月26日 著者:大崎 梢
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マキオさんの好奇心あふれるアンテナのファンになりました。
読了日:04月21日 著者:向井 万起男
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客観的に読めず、自分の体験に重なって辛くなった…(苦笑)。
読了日:04月16日 著者:香山 リカ
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地域に密着しているスポーツと政治。日本の「ファン」を超えたものを強く感じます。
読了日:04月14日 著者:生島 淳
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おもしろかったですけど、ブラックと呼ぶには何かが足りないような…?
読了日:04月13日 著者:坂木 司
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主人公は思い込みが強すぎて…。最低の男でも父、という言葉は身に沁みます。
読了日:04月12日 著者:ジョン ハート
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アホアホ丸出しで大笑い。そして習得した技術に感動。机上の妄想、恐るべし。
読了日:04月05日 著者:森見 登美彦
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インタビュー部分は明らかになる歪んだ情熱のマエフリでしかなかった。小学生が…と思わないでもないが。
読了日:04月01日 著者:塔山郁
読書メーター
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昨日の新聞広告で知ったのですが、東京創元社が文庫創刊50周年記念フェアを開催中とか。
どうでもいいことですが、私は文庫の中では創元が一番好き。
複数の出版社で出ている時は創元を選ぶくらいに。
例えばバリンジャーのこれとコレ。
読んだのは当然「煙で描いた肖像画」の方。
他には思いつかないけど(笑)。エラリー・クイーンなんかがそうじゃないですか。うっかりしてますね。(4月29日追記)。
創元のフェアで注目なのが読者プレゼント。
ロゴ入りペン、特性図書カード、オリジナル・ブックカバー、Wチャンスとしてポストカード、とありますが私の狙いはオリジナル・ブックカバー。
なぜならキャンバス地だから。
最近のプレゼントであるブックカバーって素材が合皮とかビニールじゃないですか。
あれが私はダメで、昔の新潮文庫のフェアでもらえたカバーを懐かしく思っていたところなので食いつきも激しい。
新潮文庫のカバーも、昔はあまり本を読まなかったので読書好きの姉が持っていたので知っている程度。
今わかる本の楽しみと、キャンバス地のブックカバーのありがたさ、というわけですよ。
問題なのはこれが全員プレゼントではなく300名にしか当たらないということ。
買えばいいと思われるでしょうが、プレゼントというのがポイントなのですっ!
さあ、何を買おうかな。
とりあえず一冊は「検死審問ふたたび」を、と思ったのにどうやら応募券がついてないらしい(書店員の知人情報)。
まだ締切には間があるのでゆっくり考えることにします。
どうでもいいことですが、私は文庫の中では創元が一番好き。
複数の出版社で出ている時は創元を選ぶくらいに。
例えばバリンジャーのこれとコレ。
「煙の中の肖像 (SHOGAKUKAN MYSTERY―クラシック・クライム・コレクション)」
[単行本]
著者:ビル・S. バリンジャー
出版:小学館
発売日:2002-05
価格:¥ 1,785
[単行本]
著者:ビル・S. バリンジャー
出版:小学館
発売日:2002-05
価格:¥ 1,785
読んだのは当然「煙で描いた肖像画」の方。
創元のフェアで注目なのが読者プレゼント。
ロゴ入りペン、特性図書カード、オリジナル・ブックカバー、Wチャンスとしてポストカード、とありますが私の狙いはオリジナル・ブックカバー。
なぜならキャンバス地だから。
最近のプレゼントであるブックカバーって素材が合皮とかビニールじゃないですか。
あれが私はダメで、昔の新潮文庫のフェアでもらえたカバーを懐かしく思っていたところなので食いつきも激しい。
新潮文庫のカバーも、昔はあまり本を読まなかったので読書好きの姉が持っていたので知っている程度。
今わかる本の楽しみと、キャンバス地のブックカバーのありがたさ、というわけですよ。
問題なのはこれが全員プレゼントではなく300名にしか当たらないということ。
買えばいいと思われるでしょうが、プレゼントというのがポイントなのですっ!
さあ、何を買おうかな。
とりあえず一冊は「検死審問ふたたび」を、と思ったのにどうやら応募券がついてないらしい(書店員の知人情報)。
まだ締切には間があるのでゆっくり考えることにします。
本が大好きな出版社の新人営業井辻くんが出会う、本と本屋さんにまつわる事件簿。
「配達あかずきん」に始まる成風堂書店シリーズとは違い、出版社の営業部員が主人公で(これもシリーズ化されるのかな?)5編とその合間に井辻くんの業務日誌が挟まれるかたちの連作短編集。
お話は成風堂シリーズに通ずるテイスト。
心の行き違いあり、微妙な悪意あり、ですが最後はどれも優しい気持ちになれるもの。
毒好きには物足りない気もするけれど、たまにはこういう人の優しさを押し出したものも読んでおかないとね。逆のガス抜きか?(笑)
最後の章の各営業さんが他社の本を推薦してポップを作るというポップコンテスト。
ここで出てくる本がどれも実在するもので、きっと著者も魅力を感じているものなのだろうなあ。
内緒ですが私は一冊も読んでいない。読んだ方がいいでしょうか?
残念だったことは、表紙見返しに書かれている井辻くんの秘密のこと。
本が好き。でも、とある事情で編集部にはいきたくなかった井辻くんのハートフル・ミステリ。
とあればどんな理由かと気になるじゃないですか。
明かされた後、特にエピソードの進行に関係ないのですよね、他社営業さんに少しからかわれる程度で。
まあ、それをエピソードに盛り込んだら話が進まなくなっちゃいますけどね(笑)。
日本人初女性宇宙飛行士、向井千秋さんの旦那様の10年ぶりの書き下ろし本とか。
向井千秋さんを取り上げる時必ずその後ろに控える不思議な方という印象しかなく(かなり失礼ですね)、本を読んだのは初めて。
これは過去本も読んで見たくなる面白さでした。
奥様と一緒にアメリカのあちこちに行き(また仲がいいんだ、これが)、不思議に思ったことを自身で仮説を立てながらメールで質問もし、自分なりに考察するというマキオさんの好奇心があふれております。
質問メールにほとんどの人が真面目に応じてくれたというマキオさんの感動がまずあるのだと思います。
「日本ではだめ、答えてくれない」と新聞読書欄の著者インタビューで読みましたから。
また、マキオさんの好奇心が町を動かすきっかけになったようなエピソードも素直にすごいな、と。
特に好きなのは「シンデレラの暗号」。ディスカウント店とデパートの売り方の違い、75%OFFの値札のカラクリ等買い物って一番生活に関わりますからね。ってアメリカに行ったことないけど(笑)。
「ヒューストン市警の対応」で「違反車を止めた警察官がパトカーからなかなか降りない」という謎は海外ドラマ好きには予測が立ったので少しだけ優越感をもってみたり(笑)。
なんともまあ、耳の痛くなるようなタイトルですこと。私は犬派ですが。
タイトルから、そういう人たちを患者としてとらえ精神科医としての話が聞けるのかな、と 想像した。
しかしご自身もペットロスの苦しみを経験し、あやしげな霊能者の元へ通う患者さんにやめるよう言えないとのことで全編歯切れが悪い。
読後、一番印象に残った言葉は「本末転倒」。
動物愛護ボランティア、犬や猫優先の生活、あちこちで繰り返される。
ペットでなく家族と表現するところからもう昔のペットとはその意味も生活も違っているというのはよくわかる。
室内で犬を飼うから冬でも暖房なし、という人を「どうかと思う」と見ていた自分も、まさを亡くした後の哀しみ、へこたれ、後悔、の日々を思うとそう違いなくみえる。
ペットを亡くした人は必ず知っていると思われる「虹の橋」の話。
号泣したものの、本当に待っているかどうか見に行く!との想いが芽生えたのも事実。
だって身体をこわして一緒に散歩に行けなかった時、途中まで迎えに行くとものすごい勢いで飛び込んできたもの、まさに満面の笑顔で。
あの経験がまたできるのなら見に行くの悪くない、と本当に思った。
少しずつ上向いてこられたのはもうひとつのブログのほうでやはり犬を亡くされた方からいただいた言葉のおかげ。
部屋が寒くてしかたなく、どう時間を使っていいのかわからないということに同意していただけたことに、それでいいんだ、と思えたことが上向きのきっかけだったかも。
ブログに犬の泣き言を書いたことを後悔したものの、書いてよかったと思えた瞬間だった。
というように、該当者には非常に居心地悪く、想い出に涙し、読んでるうちにどんどん心が本筋から離れていくような感傷的な本でした。私だけか?
度を越しているのでは?と思わないでもない動物愛護団体の話は是非とも切り離して読んでみたい(笑)。
ついでに、第四章で触れられている百閒先生の「ノラや」、犬と一緒に生活したことのなかった頃に読んだが今は読めない。記憶を辿るだけで泣けてくる。