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本の感想
平台がおまちかね (創元クライム・クラブ)
「平台がおまちかね (創元クライム・クラブ)」
 [単行本]
 著者:大崎 梢
 出版:東京創元社
 発売日:2008-06
 価格:¥ 1,575
 by ええもん屋.com

本が大好きな出版社の新人営業井辻くんが出会う、本と本屋さんにまつわる事件簿。
「配達あかずきん」に始まる成風堂書店シリーズとは違い、出版社の営業部員が主人公で(これもシリーズ化されるのかな?)5編とその合間に井辻くんの業務日誌が挟まれるかたちの連作短編集。
お話は成風堂シリーズに通ずるテイスト。
心の行き違いあり、微妙な悪意あり、ですが最後はどれも優しい気持ちになれるもの。
毒好きには物足りない気もするけれど、たまにはこういう人の優しさを押し出したものも読んでおかないとね。逆のガス抜きか?(笑)

最後の章の各営業さんが他社の本を推薦してポップを作るというポップコンテスト。
ここで出てくる本がどれも実在するもので、きっと著者も魅力を感じているものなのだろうなあ。
内緒ですが私は一冊も読んでいない。読んだ方がいいでしょうか?

残念だったことは、表紙見返しに書かれている井辻くんの秘密のこと。
本が好き。でも、とある事情で編集部にはいきたくなかった井辻くんのハートフル・ミステリ。

とあればどんな理由かと気になるじゃないですか。
明かされた後、特にエピソードの進行に関係ないのですよね、他社営業さんに少しからかわれる程度で。
まあ、それをエピソードに盛り込んだら話が進まなくなっちゃいますけどね(笑)。
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無題
成風堂書店シリーズは好きなんですけど、このところ多恵ちゃんのキャラがちょっと鼻に付いていたもので、こちらは新鮮でいいですね(笑)

それから私も恥ずかしながらポプコンの本、どれも未読です^^;
あみ URL 2009/05/16(Sat)  16:44 編集
Re:無題
あみさんもポプコン本、未読なのですね。
安心しました(笑)。
あまり表に出ることのない職業というのも新鮮でしたね。
>成風堂書店シリーズ
もう登場人物にどんな人がいたかなんて忘れてました。
そうそう、思い出しました、多恵ちゃん、そうですねっ!(笑)
【2009/05/17(Sat)  09:55】
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