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本の感想
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本棚 2 (2)
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株)アスペクト
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とても興味深かった「本棚」の二冊目。
やはり人の本棚を眺めるのは楽しいのですが、このシリーズがこのまま続いてしまうと私が存じ上げない方の本棚も確実に増えてくるわけで、そうするとあまり楽しめなくなってしまうのかなあと思いかけておりました。
しかし、今回名前だけしか知らなかった西加奈子さんの本棚にちょっぴりトキメキました。
プロレス本に浮浪雲、それなのにあの容姿(笑)。
こうやって新たな発見ができるのもこのシリーズの楽しみ方だなと感じられました。
普段読む本の傾向からすると有栖川有栖さんのところにお邪魔したいですね。
私の大好きな喜国雅彦さんの「本棚探偵」も鎮座されてますし。
そして「2」には帽子の並ぶ本棚は存在しないのでした←シツコイ(笑)。
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カイくんの家族ではじめるエコ

主婦と生活社
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CMで「お父さん」として大人気のカイくんにエコを教授していただくという本。
でも…写真集ですな(笑)。
まあ、私が借りた目的も写真集としてなので、需要と供給はマッチしていて問題なし。
書かれていることは大人が見れば最早当たり前と言われること。
しかしタイトルに「家族ではじめる」とあるように小学生くらいのお子様と一緒に学ぶテキストとしては効果的かも。
カイくんはおっさん口調だけれど毛むくじゃらでかわいいしね。

2009年、生誕120年を記念して出版されたもの。
百閒先生の魅力が詰まった保存版。
ファンなら絶対手元におくべき、と勝手に判断して購入。
随筆を読んでいるので知ったことばかりと思いきや、掲載されている写真を見て出来事を思い返すとまた味わい深い。
私が読んだのはほとんどちくま文庫の全集なので、巻末に添えられた著作一覧はその当時の表紙も見られて感慨深い。
「阿房列車」で衝撃を受けて読み始めた小説(やはり最初は「冥途」でした)でまた衝撃を受け、百閒先生は私を本読みの世界へと導いてくれたまさに先生。
頑固で無邪気な先生を堪能できる一冊だと思う。まだ読了してはいないが。
   頑固と繊細、激情と無表情、
   やわらかい棘のようなレトリック
と帯にある。やわらかい棘というのは秀逸だなと感じる。
本棚三昧
本棚三昧
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青山出版社
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またまた他人様の本棚を覗かせてくれる本を発見。
「本棚」と違うのはあちらは本に対する想いも紹介されていたがこちらは語るのは極控えめでとにかく本棚を見せてくれる。
アップあり、引きあり、と見せるにふさわしいスタンスでの写真。
28名の方+カフェの本棚が紹介されているが、「本棚」よりさらに存じ上げない率が高い(苦笑)。
そんな私に一番の有名人は高田純次さん。
日本のエンタメ系ハードカバーがぎっしりだ。大沢在昌さんが好きなのかな。
私も持ってるまだJICC時代の「異人たちのハリウッド」を見つけて親近感♪
なんでも本をぎっしり詰めておくのは奥様が部屋に入って来た時にへそくりやらトカレフやらを見つけられないようにだそうですよ。

人の本棚を見られるのは楽しいが、私の場合、ある程度知っている人の方が楽しめるなということに気付きました。
でもこっちの方が家庭の本棚感が強くて好きだったりするけど。
あ、こう思ったのって「帽子のある本棚」がなかったからかな(笑)。
いや、衝撃が冷める前にあの部屋で取材に応じているあの方を見てしまったので…。

第二特集が海外ドラマなのであっちにも書いたのですが、こっちにも。
こういう雑誌を買うのは卒業してから初ではないだろうか(笑)。
購入理由は読書特集の方の桜庭一樹さんの選ぶ100冊にとても関心があったから。
本棚でも触れたように、私も好きな本の姿が垣間見れたのでリストアップされているならそれを入手しておこうかな、と。
年代別でどんな本と出会ったのかがわかりとても興味深い。
夏の新潮文庫の100冊を追いかける人がいるように、私は桜庭さんの100冊を追いかけてみようかな。
ただ本を紹介されるよりも、誰がどんな本を、という方がより惹き付けられますね。
そういうわけで本好きの人が愛読書(?)三冊をご紹介してくださるページもありますが…私には人選の方が遠くに感じます(笑)。
偏見があるわけではなく、存じ上げないという意味ですよ。
なので推薦の言葉は素直に読めます。
そして読みたいとは思いつつ、本にはご無沙汰の伊坂幸太郎さんが直筆で質問に答えるページまで。
私の中で伊坂さんは笑顔の恐い人(笑)。
たまたま見た写真がそういう瞬間だったというのはわかりますが、やはりその印象は拭えませんでしたっ!
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photo by 七ツ森  /  material by 素材のかけら
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