忍者ブログ
本の感想
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。


2009年、生誕120年を記念して出版されたもの。
百閒先生の魅力が詰まった保存版。
ファンなら絶対手元におくべき、と勝手に判断して購入。
随筆を読んでいるので知ったことばかりと思いきや、掲載されている写真を見て出来事を思い返すとまた味わい深い。
私が読んだのはほとんどちくま文庫の全集なので、巻末に添えられた著作一覧はその当時の表紙も見られて感慨深い。
「阿房列車」で衝撃を受けて読み始めた小説(やはり最初は「冥途」でした)でまた衝撃を受け、百閒先生は私を本読みの世界へと導いてくれたまさに先生。
頑固で無邪気な先生を堪能できる一冊だと思う。まだ読了してはいないが。
   頑固と繊細、激情と無表情、
   やわらかい棘のようなレトリック
と帯にある。やわらかい棘というのは秀逸だなと感じる。
PR
この記事にコメントする
color
name
subject
mail
url
comment
pass   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:
9月のまとめ HOME 「ミツウラの鳴らない電話」光浦靖子、「不細工な友情」光浦靖子・大久保佳代子
photo by 七ツ森  /  material by 素材のかけら
忍者ブログ [PR]
更新中
RSS表示パーツ
ブログ内検索
読書メーター
カクテキさんの読書メーター
アクセス解析