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本の感想
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福家警部補の再訪 (創元クライム・クラブ)
「福家警部補の再訪 (創元クライム・クラブ)」
 [単行本]
 著者:大倉 崇裕
 出版:東京創元社
 発売日:2009-05-22
 by ええもん屋.com

「福家警部補の挨拶」に続く、警察官に見られない小柄な女性福家警部補シリーズ二作目。
相変わらず、現場へ入るのを止められ、カバンの中の警察バッジを見つけられないが(最終話では失くさない方法を編み出す)、捜査の眼力は益々冴えてます。
「マックス号事件」では下船しそびれた豪華客船で、鑑識二岡もいない中一人で犯人に立ち向かうという荒技も披露しています。
下船できなかった理由が「つい時間が経つのを忘れてしまって」というのが警部補らしい。
カルトな映画、深夜の演芸場、毎週欠かさないヒーローモノ、とどんどん明らかになる福家の好奇心の対象をみるとさもありなん。

今年の正月にNHKドラマ「福家警部補の挨拶~オッカムの剃刀~」を見てしまったので「福家=永作博美さん」がチラついてしまうかなあ…?と心配したが全然浮かばなかった(笑)。
しかし、二岡=小泉孝太郎さんなんだよね(笑)。本では心の声は漏れていないけど。
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無題
今回も面白かったですね。
本格推理物としてのレベルも高いし、これからもどんどんシリーズ化して行って欲しいです^^

私はTV版を先に見てしまった口ですが、それでも永作さんはチラつきませんでした。それだけ(原作の)福家警部補のキャラクターがしっかりしてるってことでしょうか。あ、でも「二岡=小泉孝太郎さん」には一票です(笑)
あみ URL 2009/07/03(Fri)  16:02 編集
Re:無題
テレビ版を先にご覧になったあみさんにも永作さんが浮かばなかったということは、小説福家はかなりのキャラクターということですね。
群集に埋れちゃうのに(笑)。
>「二岡=小泉孝太郎さん」には一票
ご賛同ありがとうございます♪
ということは小泉孝太郎さんは永作さんに勝った!ということでしょうか(笑)。
このシリーズはどんどん新作が読みたいですね。
【2009/07/04(Fri)  09:16】
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