大倉崇裕さんの「丑三つ時から夜明けまで」みたいな話だと思ってたんですよ。
捜査にあたる刑事に霊能力があるというのは同じだが、アチラの静岡県警捜査第5課は悪さをする霊を取り締まるのが目的、コチラの神奈川県警R特捜班(Rは霊-REI-の頭文字)は霊には悪意はなくむしろ事件現場の証人、本来いるべきところに優しく導いてあげるというものでかなり趣が違った。
R特捜班の霊に対する優しさに満ちた短編集でありました。
R特捜班と県警の連絡係、岩切大吾がそういった話を恐がるタイプ。
しかし彼らの霊に対する態度に触れて心が成長していく青春警察心霊ミステリといったところでしょうか。
PR
この記事にコメントする