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本の感想
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東京お侍ランド 1 (ビッグコミックススペシャル)
「東京お侍ランド 1 (ビッグコミックススペシャル)」
 [コミック]
 著者:ほり のぶゆき
 出版:小学館
 発売日:2009-09-30
 価格:¥ 680
 by ええもん屋.com

やっぱり、ほりのぶゆきさんはお侍だよね。
登場人物はお侍さんだけど、斬るのは世相(笑)。
クイズブーム、ネット社会、 モンスター、給付金等等がお侍社会と合体。
お侍さんと国民的ランドのネズミさんが合体している表紙画像がないのが残念(10月24日、画像を発見したので差し替えました)。
織田信長のブログ「本能寺」はもちろん炎上するし、知識はみんなwikiだった黒い一休さん、好きだなあ。
「千利休 リキュバ遺文」、リキュバって何よ?と思っていたら、なんとRIKYU BUCKSだと。
一番のお気に入りはネチネチとブログで浅野某を中傷する吉良様。
浅野もブログで対決を試みるも完敗(笑)。
これ、ケータイコミックサイトで配信されているのだとか。
でも読み物は本の形が好きだから、わざわざ見には行かない(笑)。

江戸むらさき特急 1 (ビッグコミックススペシャル)
「江戸むらさき特急 1 (ビッグコミックススペシャル)」
 [-]
 著者:ほり のぶゆき
 出版:小学館
 発売日:1993-08
 価格:¥ 999
 by ええもん屋.com
江戸むらさき特急 2 (ビッグコミックススペシャル)
「江戸むらさき特急 2 (ビッグコミックススペシャル)」
 [コミック]
 著者:ほり のぶゆき
 出版:小学館
 発売日:1994-04
 価格:¥ 999
江戸むらさき特急 3 (ビッグコミックススペシャル)
「江戸むらさき特急 3 (ビッグコミックススペシャル)」
 [コミック]
 著者:ほり のぶゆき
 出版:小学館
 発売日:1995-07
 価格:¥ 999
江戸むらさき特急 (ビッグコミックス ワイド版)
「江戸むらさき特急 (ビッグコミックス ワイド版)」
 [コミック]
 著者:ほり のぶゆき
 出版:小学館
 発売日:1999-06
 価格:¥ 920

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グラーグ57〈上〉 (新潮文庫)
「グラーグ57〈上〉 (新潮文庫)」
 [文庫]
 著者:トム・ロブ スミス
 出版:新潮社
 発売日:2009-08-28
 価格:¥ 700
 by ええもん屋.com
グラーグ57〈下〉 (新潮文庫)
「グラーグ57〈下〉 (新潮文庫)」
 [文庫]
 著者:トム・ロブ スミス
 出版:新潮社
 発売日:2009-08-28
 価格:¥ 700

レオの制止も聞かずに部下が殺してしまった男の娘二人を、引き取ることにした前作
レオにも、少女たちにも家族は必要なので、と単純に同意するものだったが、読み出してびっくり。
自分はレオ並にあさはかだった。
実際に手を下したかそうでないかは関係ない、少女にとっては同じ制服を着た男、両親を殺した男なのですよね、レオは。
自分の意に反したことだったとわかってもらうための勇気を評価したいけど。
レオはいつもそう。
自分がどの組織に属していようと、信念はわかってもらえるはず、と敵にも味方にも真っ正直。
人として正しいかもしれないけど、鬱陶しくもある。
三部作らしいので、次でレオ・デミドフという人ができあがるのだろうな、と期待値はあがる。
それに比べて、フラエラの存在感ときたら。
体制に踊らされてしまったという点では同じなのだろうが、この変わりよう。
変化しすぎという気がしないでもないが、レオの向こう側にいる人としては実に魅力的(行動を指示しているという意味ではない)。
居場所を見つけたと思ってフラエラに同行したゾーヤの件が、先日見たコールドケースのネオナチの話に通じるものがあり、心に痛かったなあ。

前作後半の、アクション映画のようなスピード感が、今作ではもっと早い段階から登場するのであっという間。
派手さの中にも、体制の変化という時代で居場所を見つけようと必死にもがく様子が印象的。
小説が二冊だけということに自分でもびっくり。
昔は、マンガは数に入れないとか、エッセイは世界が違うだとか、うるさいこと言ったこともありましたが、今は読めることの楽しさが重要、本に貴賤はありません(笑)。
必要なのは好みであること、楽しいことです。
そういう意味では9月に読んだ本はみんな楽しかったなあ。
いつもだけど。

9月の読書メーター
読んだ本の数:9冊
読んだページ数:2067ページ

ハラショーな日々 のんきなロシア人の夫・ワーニャとの暮らしハラショーな日々 のんきなロシア人の夫・ワーニャとの暮らし
体制変化後の戸惑う様子をワーニャさんから聞きたいです。
読了日:09月29日 著者:イワノワ ケイコ
三国志男 (SANCTUARYBOOKS)三国志男 (SANCTUARYBOOKS)
過去二冊のような現地の人との闘いがなかったのは残念。三国志は知らなくても、中国人の美的感覚を楽しむことができてたいへんよかったです。
読了日:09月28日 著者:さくら 剛
ゲイ・マネーが英国経済を支える!? (新書y 190)ゲイ・マネーが英国経済を支える!? (新書y 190)
この本が発行されてから一年半、今はどうなっているのかしら?
読了日:09月24日 著者:入江 敦彦
ルシアナ・Bの緩慢なる死 (扶桑社ミステリー マ 25-2)ルシアナ・Bの緩慢なる死 (扶桑社ミステリー マ 25-2)
ミステリというより心理サスペンスか。罪悪感、復讐の匂いをとてもキツク感じました。
読了日:09月19日 著者:ギジェルモ・マルティネス
日本のスポーツはあぶない (小学館101新書 20) (小学館101新書)日本のスポーツはあぶない (小学館101新書 20) (小学館101新書)
訴えているメッセージはもっともだと思うが、部活動のあり方から考え直さないと難しいのだろうな、とも。
読了日:09月12日 著者:佐保 豊
しろくまカフェいちご味! (フラワーコミックススペシャル)しろくまカフェいちご味! (フラワーコミックススペシャル)
かわいくてゆるゆるなんだけど、リアル獣に描かれているのが好き。
読了日:09月10日 著者:ヒガ アロハ
やんごとなき読者やんごとなき読者
読書にのめりこんでいく女王陛下がかわいらしい。それを阻むサー・ケヴィンはかわいくない。
読了日:09月09日 著者:アラン ベネット
エコバッグ・ブックエコバッグ・ブック
エコバッグに対する考えの違いは文化の違いのなのかな。高価なエコバッグなんてナンセンスだもの。しかし、安くても袋にマチは欲しい。
読了日:09月08日 著者:塚本 太朗,赤木 真弓
スットコランド日記スットコランド日記
外出作家として、今までの本もたいへんな想いのうえで書かれていたのだとわかり感慨深い(笑)。
読了日:09月05日 著者:宮田 珠己

読書メーター
三国志男 (SANCTUARYBOOKS)
「三国志男 (SANCTUARYBOOKS)」
 [単行本(ソフトカバー)]
 著者:さくら 剛
 出版:サンクチュアリパプリッシング
 発売日:2008-05-09
 価格:¥ 1,365
 by ええもん屋.com

三国志は、武将の名前を少し知っている程度。
なので、いくら「インドなんて二度と行くか!ボケ!!…でもまた行きたいかも」「中国初恋」が面白かったとはいえ、楽しめるのか心配だったが、心配無用だった。
つっこむところにはつっこみ、自虐も忘れずといった過去二冊でのお約束そのままだったから。
しかし、今までは完全アウェーだったのに、今回は情報があるというのが少し自信につながっているようでハラハラ感がない(笑)。
それに、中国の人との闘いもない(笑)。
余所者と見るとぼったくりにかかる現地の人たちとの攻防戦も楽しみの一つだったのに。
中味と関係ない動物の写真とそれに添えられる文は相変わらずツボだったのでOKだけど(バス酔いしてる犬がすっごくかわいい♪)。

全くといっていいほど知らない三国志だったけど、読んでみたくなりましたわ。
劉備、関羽、張飛三兄弟と呂布の戦いの真相とか、長坂の戦いのあたりとか、特に。
で、読むのだとしたら(いつ手を出すのかは不明)何から読むべきか?横山光輝さんの漫画版が入りやすいかな?と思って知人に相談したら「あれは、登場人物の区別がつきにくい」との助言をいただきました(笑)。
ハラショーな日々 のんきなロシア人の夫・ワーニャとの暮らし
「ハラショーな日々 のんきなロシア人の夫・ワーニャとの暮らし」
 [単行本]
 著者:イワノワ ケイコ
 出版:ソフトバンククリエイティブ
 発売日:2008-11-27
 価格:¥ 1,260
 by ええもん屋.com

ブログの書籍化なのですね。加筆もあるとのことですが。
私もロシア(というかソビエト)の印象には、お互いがお互いを監視しているというものがあって(「チャイルド44」の影響受けすぎ?「グラーグ57」も読み始めちゃったし・笑)、おおらかな、のんびりとしたイメージはなかった。特にソビエト時代。
ワーニャはお国の体制がガラッと変わるのを体験しているようなので、当時みんなが何にとまどっていたのかをもっと読みたいなあ、と。
外国の日常生活モノを読むのは好きなので楽しめましたよ。
今、ロシアでマンション購入の際、一人暮らしの老人との同居を承諾すれば安い(1200万くらいするのが300万くらいだとか)というのをテレビで見たことがあるが、これはソビエト時代の平等な割り当て住居制が根底にあるのだな、とか頷けるところも見つかったし。
でも、半分アメリカ製で半分がソビエト製のジーンズというのは…その労力のかけ方がわからんです(笑)。
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photo by 七ツ森  /  material by 素材のかけら
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