2006年版の「このミス」海外篇で1位だった本。
長編を読む気力がないので、「短編集なら…」と借りてみた。
短編ならスレッサーがお気に入りだったが、また違った趣でとても面白かった。
病院の待ち時間というのは時間だけはあるけれど、読書には適していない。
前を人はたくさん通るし、いつ自分の番号が表示されるかと思うと気が気でないし(新しい番号が出るときは音で知らせてくれるけれど)。
でもこの本は正解だった。
短編なので背後関係を無駄に探ることもなく、そのまま読めたから。
面白いというのが一番の理由だけど。
350編も短編を書いているらしいので、読んでみたい。
でも米国で生前に1冊、死後に3冊しか出版されていないとか。
もっと読める日はくるのだろうか。
最近、本を読むのがちょっとつらかったが、これで復活できそうな気がしてきた。
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