麻耶さんの本は久しぶり。
長編から遠ざかっていたのでリハビリも兼ねて読んだ。
字も大きいし振り仮名つき。
「ミステリーランド」という大人も子供も読者の対象にしたシリーズの1冊。
このシリーズの本を読むのは初めてですが、他の本は内容の方はどうなっているのでしょう。
面白く、私好みでしたが、本を読む面白さを覚え始めたばかりのお子様には刺激が強すぎないかなと感じるのですが。
町内の仲間と探偵団をやっている小学4年生の少年が主人公。
連続猫殺しの捜査、自分を「神様」という少年の登場、友人の死、そして…。
結末は救いがない。
子供のころのほろ苦い思い出と呼ぶには傷が深い。
主人公の少年の心は急速に成長していったと思いますが。
繰り返しますが、面白かったのですよ。ひきつけられますよ。
でも「ミステリーランド」のシリーズだから、という理由でお子様にすすめるときは先にご自身でお読み下さい。
それで「OK」ならば「OK」。
私がお子様をみくびっているだけかもしれませんね。
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