母と娘の関係をテーマにした19の短編。
ひどく落ち着かない気持ちにさせられた。
でも次の話が気になって困るので読んでしまう。
無邪気で、悪意で、無関心ではないけれど無神経、でも愛情は流れているという、本当に居心地の悪い話ばかりだ。
親との関係がうまくいっているとはいえない自分だからそう感じてしまうのだろうか。
でも身につまされるというのとも違う気がする。
この本は12の言語に翻訳されていて、次作はこの本以上にアクの強いものになっているらしい。
この本で感じたことがまた再現されるのか、翻訳されたら読んでみたいと思う。
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