忍者ブログ
本の感想
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。


夫の浮気調査を依頼されお屋敷に潜入捜査の探偵鵜飼。憧れの彼女の買い物に付き合い、そのまま彼女の友人の山荘を訪ねた鵜飼の弟子戸村。女性の刺殺事件を捜査中の刑事。全く別の時を過ごしていると思われた彼らにつながりが見えた時、そこには交換殺人の影が…!

「もう誘拐なんてしない」が楽しかったので読んでみたら…。またやっちゃいましたよ。これ、烏賊川市シリーズの4作目らしいじゃないですか。
別に途中から読んでもいいのでしょうが、性分として「シリーズものは最初から」というのがあるので。
そんな理由で我慢している海外ドラマや小説がどれだけあることか。…「知らなきゃ大丈夫」というのが結論か(笑)。でもドラマにはこだわるぞ。

キャラクターやギャグの楽しさに気を取られていると張り巡らされている伏線に気付かない。
鵜飼、戸村、刑事の三つの視点からそれぞれの行動を見ているのだけれど、それがまた曲者。
解決編で「ああ、あれも…。ああ、これは…」の連続で、エッシャーの騙し絵だったのか!と一人興奮。
だからこそ、キャラクターの過去を知らないことに損した感じ。
読んでたらもっと楽しかったの?と思うと残念。
着せ替え解決編なんて、過去を知らなくても楽しいんだけどね。
えー、これからはなるべく、できるだけ、順番に気をつけて読んでみようと思います。
PR
この記事にコメントする
color
name
subject
mail
url
comment
pass   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
わかります
初めまして。
シリーズ物は最初から読みたいですよねぇ。
知らずに読んでいて、「前の事件のときは・・・」などの記述が出てくると、あれ?もしやシリーズ?となってしまいます(汗)

おもしろそうな本ですね。
家にたまった未読の本の山を片付けて・・・・ぜひ読みたいです♪
ゆん 2008/03/15(Sat)  10:50 編集
Re:わかります
ようこそ、ゆんさん。
粗忽モノ故のガッカリ感とでもいいましょうか(笑)。
それほどノンシリーズの「もう誘拐なんてしない」が面白かったのだ、ということにしておきたいと思います。
シリーズものは表紙にしっかり書いておいて欲しいです、私のために。
【2008/03/16(Sat)  11:18】
交換殺人には向かない夜
あららら、また、やってしまわれましたか~(笑)。
でも、このシリーズでは本書が一番ミステリの出来が良いので、チョイスは間違っていなかったと(励)。
「もう誘拐~」は、まだ手元にないのですが、面白そうですね♪
東川さんのノンシリーズだと、他に『館島』がありますよ。
またお時間があれば、ぜひ☆
めみ URL 2008/03/17(Mon)  11:48 編集
Re:交換殺人には向かない夜
やっちゃいましたよ~(笑)。
でも事件が連続しているわけではないのでひとつの小説として読むなら問題ないことはわかっているのですけれど、何故か悔しいです。
こうなったら順番なんてかまわずに読んでみようかな、と開き直ろうかな。
「もう誘拐なんてしない」も楽しかったですよ。楽しいのが一番だな。
【2008/03/19(Mon)  12:40】
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:
「リッチリッチ バーガーズ」イノウエシンゴ HOME 「犯罪ホロスコープⅠ 六人の女王の問題」法月綸太郎
photo by 七ツ森  /  material by 素材のかけら
忍者ブログ [PR]
更新中
RSS表示パーツ
ブログ内検索
読書メーター
カクテキさんの読書メーター
アクセス解析