買おうと思っていたが図書館で検索したら、館内にあると出たので棚を探したが、ない。
他の本のことでカウンターに行く必要があったのでついでに「この本、館内にあるって出るのに棚に見当たりません」とメモを渡した。
はいはい、って感じで係の人がコンピュータで再確認。
しかし首を傾げている。もう一度やってまた首を傾げている。
そして私の手書きのメモを見て「ああ、スットコね」と。
そう、タイトルを「スコットランド日記」だと思ったらしい。
人間は言葉の最初と最後があっていればなんとなく意味のわかる単語として読んでしまえるというのを思い出した。
私もこの本のタイトルを見た時「宮田さんはスコットランドの旅行記を書かれたのか、 それともいつの間にか引っ越していたのか?」と思ったものなあ。
で、何故館内にあるのに棚になかったのかというと、その日に図書館にお目見えする本だったからだそうだ。
まだ「新しく入った本」のコーナーにも置かれる前、職員以外まだ誰も手に触れていないという本当の一番乗りだ。
住むマンションから見渡せる風景がどことなくスコットランドに似ているから、暮らしている土地をスットコランドと名付けたらしい。スコットランドに行かれたこともないようだが。
そんな宮田さんの2008年4月からの日記。
この前出た本は日常エッセイ、今度は日常日記、面白いことにはかわりないがそろそろまたワンテーマのチャレンジ体験を読みたい。
しかし、今までの本がどのような苦しみのもとに生まれてきたのがわかってたいへんためになった。外出作家はたいへんだ(笑)。
読み終える前に、プリズン・ブレイクでやっていた間抜けなシーンを思わせる箇所があって、ここに書く前にもうひとつのブログの方で書いちゃいましたよ。
そうだよ、マイケルやっぱりおかしいよ(笑)。
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