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本の感想

世界の珍国、奇妙な地域へ!

いったい、この地球上にはいくつの国があるのだろう。
普段こんなこと意識してませんが、この本を読んだら益々わからなくなった。
小さくても国家として成立していたり、国の中で勝手に独立していたり、あったけれどなくなってしまったり…。
平和すぎる日本では想像できないけれど、国政事情は変化し続けているので尚更です。
あとがきにある著者自身の中国返還間近の香港での話が興味深い。
当時、海外移民がブームであったのと同時に、引っ越すつもりもないのにお守りとして海外のパスポートを手に入れる人が多かったとか。
そうなるともう、ビジネス。移民コンサルタントや、聞いたこともないような国の領事館の広告が新聞にズラリとある。
信用抜群!120ヶ国へノービザで入国可!簡単手続き!などの文字が躍っていたそうです。
ここからが吉田一郎さんならではなのですが、ある国の領事館に潜入取材に行ったそうです。
広告の時点で胡散臭いが、ホントに胡散臭い。
香港人のおっさんが何種類かのコースと料金説明をして(投資コース、居住権コース、永久ビザコース)、「現地ではどんな仕事があるのか」の質問には
えっ、住むの?と答えたそうだ。ビジネス以外のなにものでもないようだ。

著者の吉田一郎さんは、私も愛読していた「香港通信」という雑誌の編集長でした。
潜入取材というかゲリラ的な取材がとても面白かったことが思い出されます。
そういえば、読者からのお便り欄のイラストまで描いてましたっけ。
吉田さんへの懐かしさもあって手にした本でしたが、非常に興味深く、考えさせられるものがありました。
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