相変わらず、「○○が身体にいい!」と聞けば飛びついて品薄になるという現実に一石を投じる本。
私はそういう健康情報は「へぇ~」と思いつつも腰を上げにくいタイプなのでコッチ方面では踊らされてはいない!と自慢できるが(笑)、逆に「○○がよくない!」というのには過剰にへこむ。
いい例が昔売れに売れた「買ってはいけない」。この本を読んで本当に恐かった。だって日常的に使っているものが取り上げられているんですよ。
つまり私も十分踊らされているわけだ。
今回「メディア・バイアス」を読んで、あの時に煽られた恐怖心が実は証明するデータとしては首を傾げるものだったということがわかり今さらながら胸をなでおろしてみたり。
かといって安心という意味ではないのだろうが。
「買ってはいけない」に限らず、身体にいいモノ情報もデータの使い方一つで伝えたい側の思うような内容になるということを教わった。
身体にいいモノを本当に身体に影響が出る量を摂取し続けたら他の健康被害が心配になる、ということも伝えなくてはね。
警鐘ではなくブームとして伝えられるから踊ってしまうのだな。
この本を読んで心が軽くなったのは事実だが、やっぱりびくびくさんな私は「よくないモノ」報道にへこむんだろうな(笑)。
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