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本の感想
百万の手 (創元推理文庫)
「百万の手 (創元推理文庫)」
 [文庫]
 著者:畠中 恵
 出版:東京創元社
 発売日:2006-06-10
 価格:¥ 840
 by ええもん屋.com

自宅の火事に飛び込んでいった親友正哉の死を目の当たりにした音村夏貴、14歳。
哀しみにくれる中、形見の携帯電話から正哉の声が聞こえてくる。
「あの火事はおかしい」
正哉の声と共に夏貴は火事の真相を探り出す…

死んだ友達が形を変えて主人公と行動を共にするという設定は「向日葵の咲かない夏」と似ている。
こちらの方が先だし、暗い事件を追っているにも関わらず、少年の清々しさに満ちている。
火事の真相を探るのが一番のテーマ。
そうすると夏貴の通う病院で行われている行過ぎた不妊治療にたどり着くわけで。
そのまわりに母子家庭の生活、過呼吸発作に悩まされる夏貴、突然現われた母親の婚約者といったことが織り込まれる。
たくさん詰め込まれているようだけれど、この行過ぎた不妊治療と全て関わってくるわけなので、そう詰め込み感はない。
後半母親の婚約者の頼もしさに引っぱられるが、携帯電話に現われる正哉との二人三脚捜査をもっと楽しみたかったかな。
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