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本の感想
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出口なし
角川書店
発売日:2008-03
おすすめ度:3.5

小野寺裕太は壁が全て金属板の真四角な部屋で目覚めた。その一つの面には「Room No.3」と書かれている。デート帰りで送る途中だった川瀬由紀、浮浪者風の男、サラリーマンとその女性部下の5人で監禁されたようだ。出口はない。部屋の真ん中に置かれたPCに「ようこそ、ゲームルームへ」と題され「酸素は12時間分、制限時間内にクイズに答えろ」という監禁者からのメールが届いた。クイズに正解して脱出することはできるのか?

出版社/著者からの内容紹介に
「CUBE」×「SAW」の衝撃! 新感覚サスペンスホラー登場!
とある。見知らぬ同士が同じ部屋に閉じ込められてるなんてまさに「CUBE」。「1」しか見てないけど。
裕太のいる部屋は№3だが部屋は全部で5つあり、各部屋はPCのチャットでつながりが持てる。
出されたクイズ「あなたは、な~に?」を解くための会話が疑心暗鬼な心をさらに高めていく。
一気読みできるスピード感は映画的なストーリーならでは。
でもこの手のものは映像で見たいな。
人の死が無機質に描かれているようで、先に読んだ「証人たち」とあまりにも対照的。
こんなゲームの中に放り込まれたら命の重みなんて言ってる場合じゃないってことか。
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