サンドウィッチマンがM-1で優勝した時、彼らの名前は知っていたが姿を見るのは初めてだった。
一緒に住んでる「伊達」と「富澤」、と名前までわかるのに。
私が彼らを知ったのは本書でも触れられていたTBSラジオの「伊集院光 日曜日の秘密基地」でのリポート。
確かに声だけなのでどっちがどっちなのかは判別できてなかったな。
リポートも好評で伊集院さんとも仲良くなったらしく、彼らの故郷仙台の名物を食する旅に行った話も思い出したなあ。
そんな地味めのサンドウィッチマンが敗者復活から優勝を遂げたことは自分には全く無関係なのに妙に嬉しかった。
まわりにも「ね、彼ら知ってる?私は知ってるよ」と得意気だったかも(笑)。
しかし、本書でこの頃のことを読むと私が知らないだけでテレビでも好評だったのですね。
それにラジオ出演はネタ以外のことだったので富澤さんにはかなり苦痛だったのかなといらないうえに手遅れな心配をしてしまった。
同じ地点をそれぞれの視点からどう見ていたのかがわかってとても興味深い。
二人の間の見えない力があるからこその今までだしこれからなのだな、と改めて応援したい気持ちになった。
出だしは読んでるこっちもおっかなびっくりとはいえ少々ぎこちない文章がだんだんと読ませるものになっていくのも含めて楽しめました。
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