図書館本ではない!
しかもこれもだ!
「冒険」では本棚を作り、本の箱をつくり、豆本を作り、そしてどんな冒険小説よりも胸を躍らせたポケミスマラソン!
「回想」も何が飛び出してくるやら期待しないでいられない。
なのに2004年10月5日とあるから3年近くも寝かせてしまった。
入手したのは発売間もない頃。
何故こんなに経ってから読んだかというともったいないから。
我慢して我慢してようやく読んだという、ファンなのか蔑ろにしてるんだか。
装丁もイラストも検印や月報まで凝っているのですもの。手元に置いておきたい本ですよ。
というわけで「回想」について。
今回はアンソロジーを編み、交換不可のトレカをつくり、古書蒐集家心をがっちりつかんだどっきり計画等、やはりどれをとっても面白すぎ。全部について話したい!
古書に詳しくもない私が何故にこんなに本棚探偵様にとりつかれてしまったのだろう。
それは喜国さんの結婚エピソードのせいではないか、と思う。
娘の結婚相手が漫画家なんて浮き沈みのあることやってたら不安だろうな、と相手のご両親の心を心配し、まず自分の家を建てたそうです。なんという心意気。
それから喜国さんは私の理想の人となりました。
家を建ててくれるんですよ。それにギャンブルもしないし、酒も飲まない。で、自分で何でも作っちゃう。素敵だ。
で、今回惚れ直したのはあとがきの「本棚探偵の敗北」のところ。
喜国さんファンでよかった。私もそういうタイプだ。
でも漫画はほとんど知らないというオチつきでございます。
「冒険」はすでに文庫になっているようなので是非本棚探偵様の世界を体験して欲しいです。
ポケミスマラソンは必読です。
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