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本の感想
モザイク事件帳 (創元クライム・クラブ)
東京創元社
小林 泰三(著)
発売日:2008-02
おすすめ度:5.0

表紙見返しに「精緻な論理が、そこはかとない黒い笑いを構築する待望のミステリ連作集」とある。
それぞれの短編のテーマが犯人当てだったり、安楽椅子探偵モノだったり、バカミスだったりする。
後半にいくほど黒い笑いが濃く感じられたのは私だけだろうか。
あと混乱度合いも高くなるような。
お気に入りは安楽椅子探偵モノの「自らの伝言」と日常の謎をテーマにした「路上に放置されたパン屑の研究」。
「自らの伝言」は感じの悪いコンビニ店員が感じのいいコンビニ店員とその友人の話から事件を推理するというもの。
「路上に~」は記憶障害の探偵のところに趣味が探偵のような男がいつも同じ謎を持ち込んでくるという(笑)。大好きですけどね。
小林さんのものは最近はほとんど読んでなかったけれど、この本に探偵役として登場している人は以前の作品にも登場しているようなので背景を知るにはそっちも読んだ方がよさそうだ。
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『モザイク事件帳』
ほんと後半になるにつれ奇妙度が増しましたね。
各章に「○○ミステリ」と説明書きがあるのが変わってて面白かったです。
デビュー作を読んだきり、小林作品は何かと怖そうで敬遠していたのですがぼちぼち読んでいこうと思ってます。
めみ URL 2008/09/11(Thu)  17:30 編集
Re:『モザイク事件帳』
ブラックさが気に入りました。
小林さんはSF色が強い感じがして最近はスルーしていたのですが、とんでもありませんでした。
この損失を補うために他のものにも手を出してみようかなと思っています。
【2008/09/12(Thu)  09:08】
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