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本の感想
ねにもつタイプ
「ねにもつタイプ」
 [単行本]
 著者:岸本 佐知子
 出版:筑摩書房
 発売日:2007-01-25
 価格:¥ 1,575
 by ええもん屋.com

「気になる部分」ですでに大感動していたので落ち着いて楽しむことができた。
先にこっちを読んでいたらやっぱり驚くだろうな。

最も共感を覚えたのは「奥の小部屋」。
「郵便局にて」にも近いものがあるかな。
ただ私は時々口に出しちゃってるので危険が伴っている。
これからは脳内のみで闘わせるよう気をつけます(笑)

エッセイなのだけれど、どこかショートショートを読んでいるような気がしてくる。
「夢十夜」な雰囲気も(笑)
あとがきで、タイトルとは違って物事を根にもつタイプではない(たぶん)と書かれている。
しかし、18年前にバリ島で釣銭をごまかされたことへのわだかまりをいまだに捨てきれていないというのは相当…なのではないか?

ここで驚いたリンクが発生!
先日、図書館でタイトルに魅かれて借りた(苦笑)バリー・ユアグローの「たちの悪い話」。
不勉強で存じ上げない作家。
なのに「波3月号」で評を書いているじゃないですか、岸本さんが!
岸本さんのエッセイを読んだ今となっては、図書館で妖精が私の脳に何かしたとしか考えられない。
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『ねにもつタイプ』岸本佐知子
 最近、気がつくといつも一つのことを考えている。  何かといえば、それは「ちょんまげ」のことだ。  どうしてみんなは、あのような異常な髪型を平然と受け入れることができるのだろう。時代劇を観ていて、何の違和感もおぼえないのだろうか。(本文「疑惑の髪型」より)  翻訳家の岸本さんのエッセイ。日常ふと心に湧き上がる疑問や妄想がたくさん書かれている。どうしても今すぐやっつけなばならない仕事があるというのに、そういうときに限って一見どうでもよいようなあれこれが浮かび、それに思考を囚われていってしまう。そういうことあるよなーと思いながら読んでいたけど、岸本さんの妄想は私が共感するレベルをどんどんと超えていく。ちょんまげの起源を思い、コアラの鼻を思い、夏の暑さを愛し、オリンピックを憎む。電車の窓から見える看板から町が変容していくこともあるし、確かにあったはずの幼い日の思い出が他人に否定されたりする。シュールでそれでいて妙に共感の持てるエピソードの数々。思わず声を出して笑ってしまった。  某虫との闘いを書いた「戦記」は、私もつい最近死闘を繰り広げたばかりだったので、「同士よ」と肩を叩きあいたい心持ちで読んだ。  本ブログ 読書日記
URL 2007/09/02(Sun)01:15:33
「たちの悪い話」バリー・ユアグロー HOME 「警官倶楽部」大倉崇裕
photo by 七ツ森  /  material by 素材のかけら
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