「気になる部分」ですでに大感動していたので落ち着いて楽しむことができた。
先にこっちを読んでいたらやっぱり驚くだろうな。
最も共感を覚えたのは「奥の小部屋」。
「郵便局にて」にも近いものがあるかな。
ただ私は時々口に出しちゃってるので危険が伴っている。
これからは脳内のみで闘わせるよう気をつけます(笑)
エッセイなのだけれど、どこかショートショートを読んでいるような気がしてくる。
「夢十夜」な雰囲気も(笑)
あとがきで、タイトルとは違って物事を根にもつタイプではない(たぶん)と書かれている。
しかし、18年前にバリ島で釣銭をごまかされたことへのわだかまりをいまだに捨てきれていないというのは相当…なのではないか?
ここで驚いたリンクが発生!
先日、図書館でタイトルに魅かれて借りた(苦笑)バリー・ユアグローの「たちの悪い話」。
不勉強で存じ上げない作家。
なのに「波3月号」で評を書いているじゃないですか、岸本さんが!
岸本さんのエッセイを読んだ今となっては、図書館で妖精が私の脳に何かしたとしか考えられない。
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