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本の感想
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ほんの本棚 (創元ライブラリ)
東京創元社
発売日:2001-11
おすすめ度:3.0

右ページがいしいひさいちさんのマンガ、左ページがいしいさんのマンガでおなじみの登場人物、文壇長老広岡達三、推理作家タブチコースケ、新進作家藤原ひとみによる書評という構成がメインの本ガイドブック。
いくつか広岡先生のお手伝いさんも登場してます。
左ページはふつうに本の感想だが、右ページは本の内容とは必ずしも合致していない。
そこからのインスピレーションで描かれている。そして時に難解(ウソ)。
いつだったか、教えて!gooで「今朝の、ののちゃんの意味がわかりません」という質問があって驚いたが、その片鱗が垣間見えるとでもいうのだろうか。
新進作家の藤原ひとみはその「ののちゃん」でののちゃんの担任の先生。
彼女が先生を辞めて作家になったという「女(わたし)には向かない職業」という本もあったな。
女(わたし)には向かない職業
東京創元社
発売日:1997-05
おすすめ度:5.0

取り上げられている本はふつうに小説、ミステリ、ノンフィクション、となんでも読みたい派向き。
そしてこの本は2001年に出たもので、親本はもっと前なので時代を感じずにはいられない話題も当然ある。
その最たるものが島田荘司「三浦和義事件」。
三浦和義事件 (角川文庫)
角川書店
発売日:2002-10
おすすめ度:3.5

この本は読んでいないが三浦擁護の立場であるとは聞いたことがある。
有罪?冤罪?といっているうちに無罪判決、著者が三浦有罪までひっくりかえしてしまうとは…というようなことで締められている。
島田荘司さんもいしいひさいちさんも2008年になってこれに続きがあるとは思わなかっただろうな。

最後に雑誌編集部の内幕マンガとして新人編集員しおりちゃんの活躍する「しおりの編集日記」もありますが、このしおりちゃん、宮○みゆきさんですよね(笑)。
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