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本の感想
アンダーカレント  アフタヌーンKCDX
「アンダーカレント アフタヌーンKCDX」
 [コミック]
 著者:豊田 徹也
 出版:講談社
 発売日:2005-11-22
 価格:¥ 980
 by ええもん屋.com

私はまんがに小説的なストーリーは望まないタイプ。
うまく言えないが、絵で全てを伝えられてしまうようで残念な気がしていた。
しかしこれは小説で言うなら行間を読むような、そんな感じ。
夫と二人で銭湯を経営していたが、夫が組合の旅行先で失踪する。
銭湯を再開するがそのショックは彼女が心の奥底にしまいこんでいたものの覆いを剥がしていく。
夫が失踪しなければ、組合の紹介の男が来なければ、剥がれることはなかったかもしれないが剥がれたからこそ彼女は「さよなら」を言えたわけなので不幸な過程を経たものの彼女が「かなえ」でいるためには必要なことだったのだな、と深みを感じる。
苦しんでいたのは、自分に戻るのはかなえだけではないラストページの余韻は見事。
クラのしぐさも、生活している犬というのが伝わってきてお気に入り。
しかし、登場する探偵がリリー・フランキーさんにしか見えないのは減点(笑)。
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