7冊めともなると、歩鳥のわが道は確立され、それぞれのキャラクターもわかってきて、安心して読める。
そんな中、森秋先生とおまわりさん松田の意外な面が見られるというおまけはお得感がある。
タッツンという呼び名が歩鳥グループの外にも浸透してきたり、
針原さんにも新しい世界が歩み寄ってきたり、
キャラクターが落ち着いてきた分、そこからの広がりにほんわかしたり、じ~んときたりする。
家、学校、商店街のみんなとの今の感じがずっと続けばいいな、誰ひとり欠けてほしくない、欠けてほしくないことは増えるばかり…
のほほんとしているだけのような歩鳥の悩みはホントに壮大(笑)。
でもこれって、紺先輩との祭りと合わせて、じ~んとくるなあ。
紺先輩も歩鳥の深さを再認識したかもなあと思えるシーンでした。
余計なお世話なことを付け加えると、この歩鳥の悩みはアニメ化に対する
ファンの心の代弁かもしれない(笑)。
いつもどおり楽しめたけれど、ジョセフィーヌの出番が少ないのはちょっと不満。
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