10年後の約束の日に委員長はNYから戻ってきた。
しかし約束の相手ヤオは現れず夫と名乗る人物が彼女の失踪を告げる。
ヤオを捜そうと決めた委員長は高校時代の同級生巡矢を頼る。
青春の軌跡をたどる物語かと思ったがそればかりでない。
委員長が帰国の際の搭乗手続きを教授にしてもらっているのが気になったので身体的に何かを抱えての帰国かと想像した。
しかし帰国後の様子からするとそんなことはなさそう。
なのですっかり冒頭で気になったことは忘れていた。
このことがタイトルと重なってキーだった。
ずるいかもしれないが、委員長の約束への想いの深さのあらわれなんだな、と。
NYでの日々がこの約束をより重要なものにしているわけで。
こっちの話とそっちの話がつながっていたというのは偶然度が高い気もするが、主要人物たちの生まれ育った街だからありえないことでもないか。
委員長の、心がつながってしまった人のことは放っておけないところが海外ドラマ「プリズン・ブレイク」のマイケルと通じるかも。
PR
この記事にコメントする