腕貫探偵の勤務時間以外での活躍を集めた短編集。
彼のいかにもお役所的な対応が好きだったので、勤務時間以外に相談事を聞いてあげるのは私的にはあまり嬉しくない(笑)。
時間だから、と途中で遮ることこそが腕貫探偵の魅力なのに。
不似合いな場所への登場と去り方から不思議な存在、本当は見えているのはその相談者にだけというイメージがあったがこれは私の頭の中だけであったようだ(笑)。
というわけでプライベートな時間、食事中の店で事件に遭遇したり、そこで出会った女子大生に想いを寄せられたりと人としての腕貫探偵に出会った感じ。
仕事だろうがプライベートだろうが、腕貫探偵は冷静に事実を見つめ人間関係の暗部を見つけ出してくれるのでした。
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無題
あはは。分かりますよ~。
おっしゃる通り、前作は神出鬼没で悩める人にしか見えないっぽい存在だったのに、2作目では自由に連絡取れちゃってますし(笑)。
結果、親しみ易くはなりましたが、味のあるキャラクターだっただけに、どんどん人間臭くなってしまうのには抵抗がありますね。
好きなシリーズなので続いて欲しいのですが。
おっしゃる通り、前作は神出鬼没で悩める人にしか見えないっぽい存在だったのに、2作目では自由に連絡取れちゃってますし(笑)。
結果、親しみ易くはなりましたが、味のあるキャラクターだっただけに、どんどん人間臭くなってしまうのには抵抗がありますね。
好きなシリーズなので続いて欲しいのですが。
Re:無題
前作読後にあのキャラクターが脳内で増幅してしまったらしく、現実の人ではない、本当は市役所にもいないとできあがっていたのでこの人間臭さは肩透かしというか、期待はずれというか…です。
続きがあるとするのなら是非初心に戻って(誰の?・笑)不思議さを前面に押し出して欲しいなと思います。
続きがあるとするのなら是非初心に戻って(誰の?・笑)不思議さを前面に押し出して欲しいなと思います。