雑学王としてもおなじみの伊集院さんのお題にそったエッセイ。週3回、1回400文字以上、というメールマガジン連載(と言うのかな?)されていたものから加筆しての選りすぐり。お題はメールマガジンの読者に「7文字以内のテーマを」と依頼してのものとか。
ラジオの伊集院さんファンとしては過去に聞いた覚えのあるものもいくつか。でもそれをまた文字で読むと新鮮。印象に残る話はやはり2メートルの蛙かな。幼稚園の頃に遭遇したらしいが、私もそのくらいの年の頃に見た馬が家より大きかったような記憶があるからそういうことなんだな、と納得できる。
産まれても生きられなかった犬に対しての心情も伊集院さんだな、と思わせる。犬なんだからなるべく擬人化しないようにと自分にブレーキかけている感じがなんとも。私自身、犬を亡くしたことを人間と区別できず未だに哀しみから抜け出せてないからなあ。
あと670本あるそうなので、次も出版されることを期待。その際にはオリジナルの年月日もつけてくれるとうれしい。いつ頃書いたことなのかがわかった方がより楽しめるもの。
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