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本の感想
機械探偵クリク・ロボット〔ハヤカワ・ミステリ1837〕 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)
「機械探偵クリク・ロボット〔ハヤカワ・ミステリ1837〕 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)」
 [新書]
 著者:カミ
 出版:早川書房
 発売日:2010-06-10
 価格:¥ 1,365
 by ええもん屋.com

銃声がしたのに、額にナイフの刺さった男が倒れていた。
その男は死を前にして刑事たちに自分の解剖を求める。
犯人探しと殺害方法に難儀する警察の前に現れたのは、アルキメデスの直系子孫、ジュール・アルキメデス博士と彼の発明によるクリク・ロボット。
調査内容をクリク・ロボットにインプットすると、計算機としての能力を発揮してたちどころに数式にして事件を解いてしまうのです。

愉快!
機械探偵がまた絵に描いたような「ロボ」。
手がかりキャプチャー、仮説コック、誤解ストッパー、推理バルブ等の解析的役割と、首長潜望鏡、鼓膜式録音マイク、匂いセンサー等の便利機械の両方を兼ね備えた、まさに動く鑑識ラボだ(指紋レコーダーはどっちだ?)。
CSIはクリク・ロボットを元に作られたんだな(ウソ)。
チロリアンハットとパイプ、チェックのスーツの意味わからなさも高得点。
機械探偵に解決できない事件などないけれど、インプットされた情報から出てくるのって暗号だよね(笑)。
で、博士がそれを解読するという…微妙に二度手間っぽいところも好き。
そういった設定も面白いけれど、警察を含めたキャラクターもへんてこ。
カミ自身によるというイラストもいい。
笑っているうちに終わってしまうのでもったいない気もする。

クリク・ロボットが吐き出した暗号、元はフランス語だから日本語向けにアレンジしているという、訳者のたいへんさもありがたい。
暗号は難しくて解けなかったけど。
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