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本の感想
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世間のウソ (新潮新書)
「世間のウソ (新潮新書)」
 [新書]
 著者:日垣 隆
 出版:新潮社
 発売日:2005-01
 価格:¥ 714
 by ええもん屋.com

とてもわかりやすい解説でうなずきながら読めた。
鳥インフルエンザのことなんて、ヒステリックになった社会の様子だけで実際、その病気の型とか感染の状況とか理論だてた説明なんて頭に残ってない。
繰り返し報道しなければならなかったのは、神経質になっている様子ではなく、人間には感染し得ないという説明だったのでは。
「カラスにも感染している(おお、コワイ)」ではなく、
「鳥同士だし、自由に飛んでるんだものね」だったのですね。

日垣さんの「そして殺人者は野に放たれる」にも書いてありましたが、責任能力のない人の犯した重大犯罪への対処は理解しがたい。
責任能力がなくとも、その罪は罪だ。責任が負えないほどの病気であると国が判断したのなら国がそれに対して責任をもつべき。
責任能力がないと犯したことまでなくなるのは変ではないか。
なかったことになって、そのまま社会に投げ出すのはどうだろう。

冒頭にある宝くじの話。当選する確率と交通事故にあう確率では後者のほうが高いとのこと。
これを読んで何年か前に、ラジオでロンドンブーツの淳さんが同じような話を聞いて、
「じゃあ、事故、恐いじゃん」と言ったのを思い出した。
どちらも出くわす人は絶対にいるわけですけどね。
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