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本の感想
世界のお弁当―心をつなぐ味レシピ55
「世界のお弁当―心をつなぐ味レシピ55」
 [単行本]
 著者:服部 直美
 出版:情報センター出版局
 発売日:2008-05
 価格:¥ 1,575
 by ええもん屋.com

お国柄を知る上で、お弁当というのは想像よりも重要な見方かもしれない。
例えば、日本をはじめアジアではお弁当は当たり前のものだが、家から昼のためにごはんを持って出かけるという習慣がないという国もある。
それは昼休みをたっぷりとるからであったり、あたたかいものを食べるからであったり、と食文化のなかでもお弁当を切り取ってみてみるのは面白いことかも。
副題にあるようなレシピ本としては物足りないが、お弁当のおかず=ポピュラーな家庭料理と見ると、ふむふむ、お~という感じ。
食べるものだけでなく、外側のお弁当箱や水筒を紹介しているのも楽しい。
ドカ弁やら重箱系やら、きれいな細工を施したカゴものまで。
最も不思議で興味をもったのが、辛いもの好き国として有名なブータンの籠状のお弁当箱。
入れ物と蓋、二つの籠を重ね合わせているだけなのに、汁物を入れてもこぼれないのだとか。
竹を二重に編んでいるらしいがその密閉力、恐るべし。
インドのお弁当配達人(ダバワラ)の話は知っていたが、ある配達人に密着して手順を見せてもらえたのはうれしい。
でもねえ…回収までするの?食べた人が持って帰ればいいような気もするけど(笑)。
表紙だけを見るとレシピ本と思ってしまうが、中味はお弁当に関する読み物。
後半には、いろんな国の方々のお弁当に関する思い出が集められていて、こっちの方が読みどころだと思う。
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私も弁当派です。
外に出るのが面倒なので毎日机で食べてます。自分の作るものには飽きないのだ。自己満足の世界でもあります。
NYで『Bento』がはやりつつある、とBSの番組で言ってました。日本からの弁当箱も売れてる。私は気密性に長けてる某容器Tの方が某猫の弁当箱よりいいと思うけどな。あと『キャラ弁』。私はあまり好きではない。向こうの人から見ると面白いのかもね。
atsumi  2010/02/02(Tue)  10:11 編集
Re:atsumiさん
キャラ弁は、作る方の手間にただただ感心いたします(笑)。
細かい作業が苦手な私には無理ですわ。
弁当=ごはんを持っていく、ですけど、これが意外とお国柄が感じられて、私にはとても興味深い本でした。
毎日持つものとしては認識されてなかったり、配達までもが仕事であるとか、どういう生活なのかが垣間見れる気がします。
この前、スペイン人の食事は「朝・昼・昼・夜・夜中」と言ってるのを見たのですが、時間配分も知りたいです(笑)。
【2010/02/03(Tue)  11:45】
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