タイトルどおり地球儀の本。
市販のものを中心に50の地球儀がテーマ別に紹介されている。
テーマとは環境だったり、バリアフリーなもの、スタイル追及、歴史をふまえたもの、機能にあふれたもの、など。
ユニークなものや地球でないもの(月や火星)などもある。
それぞれの紹介ページに大きさや重さ、値段とともに製造会社名も記されているが渡辺教具製作所というのがやたら多い。
企画、球体作成、地図印刷、組み立てまですべて国内で行っているというその会社の製作現場リポートもとても興味深い。
紹介写真のどれもきれいでうっとりする。
ヨーロッパ最大の地球儀メーカー(Scanglobe)の透明地球儀もいいけど、中でも魅かれたのは表紙にもなっている「夜の地球儀」(これも渡辺教具製作所)。
夜の衛星画像を基にしてあり実に美しい。
黄色に光っている(=夜も明るい)ところは交通網が整い経済も活発なところ。
本なので地球儀の一方向とあとは断片的に地域をとらえた写真だけだけれども経済発展箇所というのは偏っているのだな、と感じられる。
これはぐるりと回して自分の眼でも見てみたいけど31,500円はなあ…。
あ、普及版もあるぞ(笑)。
「夜の地球儀 普及版 「エンディミオン」」
[おもちゃ&ホビー]
メーカー:渡辺教具製作所
[おもちゃ&ホビー]
メーカー:渡辺教具製作所
野生動物の生息地がわかる、動物図鑑とセットになったアニマル・グローブも楽しそう。
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