ベストセラー本やタレント本はあまり読まないので、こういうガイド本が好き。
読んでなくてもなんとなく読んだ気になる。
他にも普段読まないジャンルの紹介もあるので、そこで見なかったらずっと知らなかったかもしれない本との出会いも楽しい。
その中から「へー、読んでみよう」とか「やっぱり読まなくて正解か」なんて笑いながら選んだりする。
今回関心をもったのは元夫婦、郷ひろみと二谷友里恵。
話題になったときは全く興味なかったが紹介された内容を見るとなんて面白そうな。
もったいなかったかなあ、読んでなくて。
特に二谷さんの文体に興味がわいた。読んでみようかしら。
『泣き本』と私がよんでる本がある。
病気や事故で死んじゃったりするやつ。
ヒットしてるでしょ。映画になったり。どうも苦手。
だって、大切な人が死んじゃったら哀しいのは当たり前でしょ。
宣伝等からうける『死んだから哀しい』『泣くところはここです』という印象が私にはダメ。
感動や涙の押し売りは嫌だ。
誤読日記を読んでやっぱりこの分野はいいや、と思った。
感動や涙の押し売りで思い出したことが。
もう何年も前のこと。本の雑誌で何かの特集だったと思う。
ある読者がある本を紹介してるんだけど、その書き方が
「この本で泣かないやつはダメ。○ページ○行目、●ページ●行目...で泣け!」てな具合。
それこそ押し売り。
「自分はここで涙した」ならわかる。
「ここで泣け」はないでしょう。
当時、すごく嫌な感じがしたことを思い出した。
ついでにその本は「氷壁」だったような気がする。
自分も読んでいたから余計にそんな書き方が許せなかったのかもしれない。
あ、誤読日記のことあまり書いてないや。
でも書評本だから感想もないわな。
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