前作「のはなし」から2年。
伊集院さんファンならこの間に出版社から怒られたとか、マネージャーが泣いていたとか、そういう想いの上にようやく出来上がった本だということで感慨深いはず。
聞いた事のある話も多いけれど、活字で読むとまた違った面白さが伝わってくるので楽しい。
中でも、子ども時代の話が好き。
今思うと、本当に厄介な子なんだけれど、そういう厄介な心が今の伊集院さんの源だとしみじみ感じられるから。
でもそうともばかり言っていられないことが…。
私は常々、「伊集院さんの厄介なところが好き」と言っていたのだが、ある日姉が「そうだよね、あんたと似ているものね」と返してきた。
…似てたのか?厄介加減が?
喜ぶべきなのか、悲しむべきなのか、今たいへんに複雑です(笑)。
希望としては、
「のはなし」の時にも書いたけれど、原文を書いた年月日の記述が欲しい。
かなり手を加えているとのことなので、意味がないのかもしれませんが、それを思いついたのがいつ頃だったのかがわかるとまた楽しいと思うのだけどなあ。
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