「インドなんて二度と行くか!ボケ!!~」が面白かったさくらさんの旅行記第2弾。
憧れの地中国への旅行を思い立ち、少し離れたところから中国へ…と考えているうちに南アフリカから出発することになったというもの。
本当に引きこもりなのかな?(笑)
つい先日「メモリークエスト」を読んだため、旅慣れた高野さんと違ったビクビク感が実に面白い。
おまけがうるさい文体は相変わらずで、どちらかというとそのおまけが増えた感じ。
その例えに共感できたりするのでなかなか侮れない。
インド旅行記では闘っている感じがびしびしときた。
アフリカ旅行でも基本的に口調は闘いモードなのだけど、このうち本当に発したのは何割?という猜疑心が!(ネット公開の方に断り書きがあるからOKです)闘う時も引きこもり、という著者の一貫した姿勢を見たような気がする。
不満だった点は第1弾のような、写真への見事な一言がパワーダウンしたように感じたところかな。
でも謎のノラ動物(P86)に心を奪われた様子はよくわかったのでよしとする。
アフリカ大陸を縦断し、中東に入って誕生日を迎えて本はおしまい。
目的地中国へはたどり着けていないのだが続きは?
ネットで公開されている旅行記は中東以降も続いているので是非本でも読ませていただきたい。
余談
自分も他所でのトイレにはうるさい方なので、アフリカには行けないな(特にエチオピア)…。
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