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本の感想
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先日ミステリチャンネルで「REX~ウィーン警察シェパード犬刑事~」というドラマのプレミア放送を見てそのかわいさの虜になってしまったところで見つけた本。
ドラマの舞台はオーストリアですが、ドイツと共同制作だし、シェパード犬REXなので細かいことは気にしない(笑)。

ドイツの犬は普通に道を歩くにもノーリードでOK、と実に自由。
しかしその背景には厳しい躾と飼い主が肝に銘じなければならない厳格な決まりごとがある。
躾はもちろん、犬税金まで。
税金は安易に飼ったり捨てたりしないようにとの観点からで、それを使って道路や公園の糞の掃除をする等そういう性格のものではないらしい。これは日本でも取り入れてもいいかもしれない。
犬をはじめ動物が大切にされている国だということはわかったが、その一方で動物愛護団体の過剰とも思える反応は気になるところ。
動物を護ることが菜食主義へ、または強力なロビー団体となっている。
暢気な私には何もそこまで…としか思えない。著者は極端な例を挙げただけだと思おう。

シェパード犬の歴史の章で、ヒトラーが犬を愛していたというのを知って驚き。有名な話ですか?
来客がヒトラーの犬を手懐けていたら「この犬は私にだけ忠実だったのに!こんな犬は射殺だ!」と怒ったとの逸話が。
これから察すると人が嫌い、犬は気持ちを注いだだけ自分のことを見てくれる、だから好きだったということで犬好きとはまた別のような気がする。
シェパードはドイツを代表するものを!と作られた犬種だったのですね。
そうして国境警備という厳しい仕事を与えられていたが壁もなくなり大量失業で民間(ペット)へ。
   ①子どものおもちゃを飲み込んでしまう
   ②猫用の玄関ドアの出入り口に頭から突っ込んで抜けられなくなる
   ③トイレに落ちる 
これ、シェパードのドジランキング・ベスト(?)3だそうですよ(笑)。
警察犬として優秀というイメージだけだとオドロキだけれど、REXを見たあとでは何となくわかるような気がするから不思議だ(笑)。
あ~、REXの本放送が待ち遠しい!
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