現在続けているブログから本のカテゴリだけ引越しました。
感想というよりも読んだものの覚え書き程度です。
同じ本を読んでああでもないこうでもないとお話ができれば嬉しいです。
読むのが遅いですが、徐々に増えてまいりますのでよろしくお願いします。
感想というよりも読んだものの覚え書き程度です。
同じ本を読んでああでもないこうでもないとお話ができれば嬉しいです。
読むのが遅いですが、徐々に増えてまいりますのでよろしくお願いします。
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八丁堀にある内田調査という計数屋に勤務する偲。
今は出店するブランドショップの事前調査を依頼されている。
そんな折、今まで平安だった街で小さな犯罪が頻発する。
次第に強盗や暴力が発生するまでにエスカレートする。
これはあのブランドショップのイメージ広告が影響しているのではないか、と偲は独自に関心を示すのだった…。
ペンギンの群れは最初に動き出した一匹につられて行動している、これを世間を動かすことに利用できるか?というような意味の新聞広告を見てこの本に関心を持った。
ちょっと道をつけてやるとそれについて行ってしまう人間の愚かな部分をついたもの。
サブリミナルは視覚というか脳に直接訴えるが、これはブティックの宣伝を隠れ蓑に囮のリーダーを設えてそれに従わせようというもの。
ただの宣伝ではなく、選挙や複雑な人間関係が絡み合ってるんですけどね。
ブティックの広報と国会議員選挙、あちこちに散らばっている過去の早過ぎた天才たちがどうつながるのか、この展開もお楽しみだ。
五條さんの本は読んだことがなかった。
内容紹介等を見ると重厚なテーマが多く、軽薄で深刻な問題は避けたい私にはキツイかな、と思っていた。
この本は「意図的な大衆操作」という興味のもてるテーマだったので手にとることができた。
思ったよりも読みやすく、他の本にも興味がわいたが果たしてチャレンジする気力があるだろうか。
とても面白かったが、あえて苦言を言うとすれば主人公の内田偲について。
あんた、薄給だというわりには人に奢りすぎじゃないかい?かな(笑)。
自閉症で人とうまく付き合うことができない15歳のクリストファー。
でも数学や物理では天才的。
2年前にお母さんを心臓発作で亡くし、お父さんと二人暮らし。
ある夜、近所の犬が園芸用のフォークで突き刺されて殺されるという事件が起きる。
シャーロック・ホームズ好きでもあるクリストファーは探偵となって犯人を捜す。
先生のすすめもあってその様子を書きとめていく。それがこの本。
自閉症という文字が誤解を呼びやすいからあまり使いたくはないけれど、あとがきにも使われているしアスペルガー症候群というよりはわかりやすいから使うことにする。
犬殺し事件を追う探偵クリストファーの物語なのは途中まで。
捜査には犯人から妨害も入るし、犯人の自供という思わぬ展開もまっているので事件そのものは、ね。
しかし真相がわかってからのクリストファーの混乱と冒険に読み応えあり。
書評等を見ると「感動」が押し出されているが、私は感動というよりもクリストファーの冒険に胸が痛かった。
もちろん、最後にクリストファー自身がなんでもできるという自信をもてたこと、不器用だけれど家族の再生を感じさせるところにはじーんとくる。
でも読んでいて苦しいと感じることも。
何がそうさせるのかな?と思ったら海外ドラマ「名探偵モンク」のモンクさんと重なったのかも。
モンクは奥さんの事故死から極端な潔癖症になってしまった男の話。
でも彼の行動はクリストファーが挙げている自分の問題行動のリストと重なりすぎてる。
とても狭い場所に人と一緒にいるのをいやがる、
種類の違う食べ物がくっついたりすると食べない、
他の人が無作法だと思うようなことを言う…等。
自閉症のモンクさんに潔癖症の症状が加わったのか?と混乱してしまったんだろうな。
もう一つ海外ドラマファンにもわかる話題「モンティ・ホール問題」も。
これは「NUMBERS」で主人公の大学教授チャーリーが一般向け数学講座で選んだ話題。
ドラマでの解説では理解できなかったが、クリストファーの説明で判ったような気がする。
ありがとう、クリストファー。
肺を病む小柄な青年カールが大学へ入るために田舎町にやって来た。
下宿先の主人は被告人として裁判を待つ身。
カールはこの主人を裁判に出られなくするために送り込まれてきたのだった。
その時へ向け、着々と準備を進めているはずだったが、思わぬ展開が待っていた…
トンプスンの何が好きって、素敵に下品で、主人公の首がどんどんしまっていく感じ。
普通の人が一歩踏み込んでしまったら抜け出せなくなっていく様子とか。
「残酷な夜」は普通の人ではなくて「伝説の殺し屋」。
その男がどうすぱっとターゲットを仕留めるか、とはならず、計画がほころんでついには…この闇がたまりません。
もうですね、主人公が常に汗かいてるイメージなんですよ。
緊張してるというか、もうその街が汗の街みたい。
今までに読んだトンプスンのどれにも言えるかも。
渇いた感じって、しないなあ。
心は渇ききってるけどね。
今までの経験していないことを連載の力を借りてこなしたものをまとめられた本。
結婚関連だとか新しい生活だとかに妙に近づいていると思ったらそういうことでしたか。
おめでたいことなのでいいのですが、ダメ人間ファンとしては普通の人寄りにいってしまったようで悲しくもある。
「夢のマス席」で長年の疑問(そんな大袈裟じゃないが)だったことが解決されてスッキリした。
頭のとがった審判員のこと。当時の技術では一度埋めたシリコンは取り出せなかったためだとか。
現役時代恐くなかったのだろうか。あんな頭がぶつかってきたら…って対戦相手のことじゃなくて、頭からぶつかっていって破れでもしたら…と。
女性の胸に入れるのと違ってもっと強く覆われているのだろうか。





