ジェットコースターに乗ったり、巨大な大仏を見たりする宮田さんの本。
ホンノンボとはベトナムの岩あり植物ありミニチュア人形ありの不思議な盆栽のこと。
その不思議な魅力にやられた宮田さんが本を書いてくれました。
まったく知らないホンノンボがページをめくるごとに愛おしくなってくるのは宮田節にのせられたのでしょうか。
水を張った鉢に岩を設え、そこに木のように草を配し、そこに人や動物、建物をあしらう。
そうしてできた世界のなんと奥深いこと。
正式には「ミニチュア人形はひとつ」とされている人もいるようだが、なんの、統一された世界観があればいくつあってもいいじゃないか!と言いたい。
現地の案内を頼んだタクシー運転手のオニイチャンが当初乗り気ではなかったくせに、後半では自らが「あそこにホンノンボが!」と車を止めてくれたそうだ。
ついには自分用のものまで買いだした。
青年の未来に幸あれ!
宮田さんの本の何が好きって、いいことばっかりじゃないところ。
今回も事前に調査を依頼してもいまひとつな通訳さんに抱いた不信感を書き留めているし(日本人留学生が思い当たる理由を説明してくれ納得ずみのよう)、自分の理想とはちょっと違うホンノンボの世界も教えてくれる。
宮田さんも興奮して買いまくったミニチュア人形のかわいさも嬉しい。
溶けていたっていいじゃないか!という気がしてくる。
願わくば、写真はすべてカラーで見たかった。
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rosedaleさんのブログで話題に上っていたLOST出演者の逮捕のお話。
ハワイの警察が暇なのか、撮影でストレスが溜まりすぎているのかLOSTのキャストはほとんどの方が何かしら逮捕されたり、車を止められたりしているらしいです。
で、ミスター・エコーこと、アデワレ・アキノイェ・アグバージェも免許不携帯で逮捕されたとか。
この方、OZという刑務所ドラマのアデビシ役が有名なので違和感がないようなあるような、変な感じ。
「アデビシのマグショット、見てみたい」とあるのを読み、こんな本を持っていたことを思い出した。
有名人のマグショットばかりを集めた本。
その名も「マグショット−ハリウッド犯罪調書」。
逮捕された時の写真と罪状、その事件の背景なんてものが書かれている。
事件についての方はお粗末。
前後関係が?だったりするので全部を信じるのはどうかと思う。
人によってもバラバラだし。
そんな感じで文字数のわりに内容は薄っぺらい印象。
しかし普段見られない表情があるのは事実。
96年に出版されている。今回改めて引っ張り出して眺めた感想は
私って悪趣味なのねってことでしょうか。
ゴシップ好きの域を超えてる気がする(苦笑)
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バーニーズ・マウンテン・ドッグのマージ。11歳。
悪性組織球症という病気に冒され、永遠の眠りにつくまでの日々が綴られた本。
「読まない」と決めていた。
元々、闘病記やペットを亡くした本は読まない。
哀しく、寂しくなることがわかっているから。
馳さんが彼女を飼い始めた頃を知っている。
あのマージでしょ、書評の連載なのに必ず触れられていたマージでしょ。
だったら余計、泣いてしまう自分が想像できる。
でも読んじゃったよ。だっていつの間にか家に本があるんだもの!
余命を告げられた後、少しでも快適に過ごせるよう
かつて楽しそうにしていた軽井沢に一夏移り住んでしまう。
でも病気は止まってくれない。
どこまでも献身的。だって大切な家族だもの。
住まいまで替えることはできないが、出来る限りのことはしてあげたいとは思うもの。
大切に大切にされてマージは幸せだっただろう。
病気は苦しいけれど、きっと幸せだった。
あとがきにもあるけれど、犬に人間と同じ寿命を期待するのは無理。
そんなのわかっている。一生が短い分、飼うことを選んだ自分の責任を考えてしまう。
「一緒にいられて幸せだったか?」この言葉に集約されていると感じる。
馳さんがペットロスに陥らなかったのは、もう一頭のワルテルの力が大きいんだろうな。
哀しいけれど、ワルテルはお腹もすくし、散歩もしたい。
自分を頼りにしてくれる子がここにもいる、そんな気持ちの勝利だろうな。
こんなこと考えちゃうから読みたくないんだよな…(笑)





