裁判官の爆笑お言葉集 (幻冬舎新書 な 3-1)
posted with amazlet at 08.08.10
長嶺 超輝
幻冬舎
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裁判員制度への不安が拭えないせいか、どうしても裁判関係の本が気になってしまう。
読みやすかったけれど、中味とタイトルが合ってないと思う。
タイトルから、徹底的に法廷での裁判官を茶化したものかと期待(?)していた。
実際はよくも悪くも裁判官も人間であるということを教えてくれるものだった。
以前読んだ本で裁判は始まった時にはもう行く末は決まっているという印象があった。
それは出来レースということではなく、過去の判例等に基づき量刑まで含めて、言葉は悪いがある程度の制約があるということなのだろうか。
そういった暗黙の決まりの中でも自身の言葉で訴えかけようとする姿勢は受け止めたい。
私、どこからものを言ってるのでしょう(笑)。
形式は右ページに「お言葉」、左ページに当該裁判の説明、というとてもわかりやすく読みやすい。
しかし欲を言えば、年齢、性別、対象裁判の罪状等、被告人の最低情報を全部に統一して書いて欲しかった。
この本の主人公はあくまでも裁判官ということであえて書いてないのかな?
「裁判官の一張羅」というコラムの中に、またまた裁判員制度への心配事を発見。
裁判官の着ている黒い法衣、裁判員も着用することが検討されているとか。
そんな形にこだわって金を使うんじゃない!(笑)
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まだ参加して数ヶ月だったのに、困ったトラブルに襲われて閉鎖されました。
管理人さん、うら管理人さんの心労を思うと頑張って続けてなんて言えません。
乱読記録だけ別ブログにした後で本プロのことを知ったので、こっちで書いた記事をコピーして載せさせてもらってました。
載せてもらってすぐにレスをいただいた時は嬉しかったなあ。
というわけでこれからは乱読記録はこのブログだけになります。
本プロが攻撃にあってから寂しくてブログピープルに登録してみましたが、いまひとつ上手な交際が出来ていないようで…(笑)。
図々しくも本プロに継続先を記してこようと思うので、こちらの名前もあちらと同じくカクテキに変更します。
たいした意味はないですけど、そういうことですので。
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というわけでこれからは乱読記録はこのブログだけになります。
本プロが攻撃にあってから寂しくてブログピープルに登録してみましたが、いまひとつ上手な交際が出来ていないようで…(笑)。
図々しくも本プロに継続先を記してこようと思うので、こちらの名前もあちらと同じくカクテキに変更します。
たいした意味はないですけど、そういうことですので。
ゴスペラーズの黒沢さんの「ぽんカレー」に続くカレー本2冊目。
憧れの地、南インドでカレーを食されてます。
インド旅行記は本当に楽しそうでアイドル本と錯覚するほど笑顔満載。
もうカレー用語(?)が解説もなく普通に飛び交っているので読むには注意が必要。
ミールスって何のことかわからなかったな〜。
私が無知なだけですか?
最初の本「ぽんカレー」の頃に出演されたテレビでいつかインドでオリジナルカレーの味を認めさせたい、との夢に前進したのでしょうか。
旅行記というのは出版社が旅費を出して本に書いてもらって利益を得るもの、というのはわかってるつもり。
しかし数年前ある方の旅行記を読んだ時に「領収書云々」というリアルな表記を見つけてしまい、一気に引いた覚えがある。
この方の旅行記、好きだったのに。
そこまで考えず、完全に夢をもらってる私のほうが幸せだったな(笑)。
楽しいのが伝わってくればそれでOKなんです!
他はオリジナルレシピやお店の紹介と対談。
なかでもカレー部対談が、いい加減におばかさんが入っていていいです。
「女の人はカレーを食べると太ると思っているのか、ハシゴに付き合ってくれない」、
「ラーメンの方がカロリー高いのにね」と嘆いている。
一人冷静な方が「そういう女の子はラーメン屋のハシゴもしていないと思う」とつっこむ。
カレー部にこういうことを言える方がいて本当によかったな、と安心しました。
「犬はどこだ」が気に入った米澤さん。
1991年、偶然に雨宿りをする外国人少女マーヤと出会ってしまった守屋とセンドー。
乗りかかった船とばかりにホームステイ先を世話し、密な2ヶ月を過ごす。
マーヤの帰国する先は紛争の只中のユーゴスラビア。
紛争が激しくなる中彼女の身を案じるが、守屋たちは彼女がユーゴスラビアのどこに帰国したのかわからない。
安否を確認したい一心で当時の日記やユーゴ紛争の資料から行方を突き止めようとするが…。
鈍感なのにのめり込む守屋が好きにはなれない。
それはきっと彼がリアル高校生だからかも。
自分も含め、この年代って良くも悪くもそんな感じだった気がする。
マーヤは恋愛感情というより、彼にのめり込む何かを与えた存在なんだろうな。
それをすべて察して口を閉ざし続けたセンドーも好きなタイプではないが、彼女はマーヤを日本の友人として受け止めていたんだ、と痛感させられる。
誰も彼もが不器用な高校生で、誤解も過信も高校生の特権なのかもしれない。
でもそこに投げ込まれたのがユーゴの紛争という一般的な高校生ならまず触れ合えないような話題。
自分の手にはどうすることもできない、でも想い出にするにはあまりにも酷な現実。
メインストーリーは胸に迫るものがあったのですが、マーヤが守屋たちにぶつける疑問がピンとこなかったなあ。
それが彼女の戻った先を推理させる手がかりなんだけどね。
一見すると青春ミステリのようなのに、後味の悪さが興味深かった「ボトルネック」しか読んだことない米澤さん。
理由はシリーズ物の順番を把握してないから(笑)。
これはノンシリーズなので大丈夫。でも読後にシリーズ化希望。
都会でのサラリーマン生活を病気で断念した紺屋長一郎。
故郷に戻るとすぐに病状は安定、何か始めようと選んだ仕事はペット探偵業「紺屋S&R」。
開設早々先輩の紹介として仕事が舞い込むのは有り難いが、何故か人探しと古文書解読。
おまけに高校の後輩ハンペーが押し掛け探偵としてやってくる。
古文書解読をハンペーに任せ、紺屋は人探し、うまく分担して事務所が船出したように見えた。
しかし、この2件が微妙な繋がりを見せ始め…。
こうまとめてしまうと、少し年齢の上がった青春ミステリのよう。
しかしやはり米澤さんだ。
失踪女性桐子が何故失踪したのかその理由が見えてきた時、当初想像し得なかった裏が見えてくる。
退職、引越し、里帰りが思うところあってというよりも全て計算されてのこと。
それに気づいた紺屋は「依頼を達成させること」を最優先させる。
問題発生→退職→故郷、二人は似通った境遇。
依頼された以上のものが芽生えても不思議はなかったかも。
ちゃらちゃらしてそうだけれど意外と使えるハンペー、ネット捜査に協力してくれる紺屋のチャット仲間、口は悪いが兄を認めている紺屋の妹等まわりのキャラクターもいい感じ。
東京から桐子失踪事件のアドバイス(?)にきた探偵の間抜けぶりも見事。
シリーズ化されてもいいかもしれない。
でもあの町であんまり事件が頻発するのは不自然か。
今回、私の読書スピードの遅い理由がわかった気がする。
東京から来た探偵がハンペーを紺屋と間違えて桐子事件から手を引かせようと「この件、君では役不足だ。怪我をしないうちに、手を引いた方がいい」と言い出すシーン。
この「役不足」に引っ掛かって進めなくなってしまった。
この使い方だと「君はこの役には力が足りない」だけれど、本来は役が物足りない時に使う言葉。
あれ〜間違っちゃってるよ、誰も気づかなかったのかな〜とここでしばしグチグチ。
しかしもうちょっと読めば同ページ内でハンペーが用法が間違ってる、と指摘してる。
彼を使える!と思った瞬間だ(笑)。
意味のわからない言葉だって確実にあるくせに、たまたま自分が知ってることに出会うとこだわってしまう、困った本読みだ。





