警官倶楽部とは…
尾行、鑑識、盗聴、銃など各分野のエキスパートが集まる警官愛好家のサークル。
趣味で知識や技を追求する、決して悪事を働く団体ではない。
しかし仲間を救おうと悪徳宗教団体の現金を奪ったことから事件が事件を呼び大騒動に。
次々にいろんな分野のエキスパートが登場してきて飽きない。
素人集団なのにこの結束力、すばらしい。
事態解決のために集結したはずなのに、自分の得意分野を見せつけたいという野望もちらほら。
彼らの活躍がまた読みたいけれど「続編はない」と聞いた気がする。
大倉さんは設定が素敵で参ります。
「丑三つ時から夜明けまで」の静岡県警捜査第5課とか。
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アナ13歳。白血病の姉ケイトのドナーとして期待されこの世に生まれた。
臍帯血提供、輸血、骨髄移植、とケイトに必要で与えられるものは与えてきた。
それでもケイトの病状は進み、腎臓移植が必要となる。
だがアナはこれを拒否し、自分の身体に対する権利を主張し両親を訴える。
アナはデザイナー・ベイビーとして誕生した。
(このデザイナー・ベイビーの誕生はフィクションでいいんですよね?)
産まれてきた子どもがたまたまドナーとして最適だった、なら範疇。
でもドナーにするために産まれたとなっては穏やかでない。
母親は「ケイトもアナも(お兄さんのジェシーも)同じように愛している」としきりに主張するがそうは思えない。
誕生の仕方がそもそも違う。
アナへの愛は、ケイトのドナーとして協力してくれるからということがつきまとう。
この母親の気持ちには共感できなかったな。
アナの気持ちを尊重するための裁判かと思わせて、真実は他のところ。
アナは代弁者に過ぎなかった。
その真相もふまえ、アナの主張が受け入れられるかたちで裁判は終了。
しかしこのあとの展開には皮肉すぎて言葉もない。
裁判せずに腎臓を提供していたら?
主張が認められても移植を承諾していたら?
自分が代弁者であることを告白するのなら裁判で無用に傷つけ合うことはなかったんじゃないのか?
様々な思いが渦巻くエンディングだった。
海外ドラマ好きとしてはCSIのエピソードを思い出す。
ドナーとしてしか見られない妹を不憫に思った兄の犯行を家族で必死に隠そうと演じた事件だった。
先日「犬を旅する。」「ベトナム犬の街かど」の記事を書いた時に見つけた写真集。
出てたこと知らなかった。
ヨーロッパ限定の街角のワンさんたち。
新美さんも書いておられますが、以前に紹介したものよりもミックス犬割合が低い。
でもみんな「私の街よ」って感じで幸せそうなのは同じ。
ワンさんたち用の標識も紹介されていて面白い。
スロバキアの、アイスクリームとベビーカーには×がついているのに犬は乗車できますってのがいいかな。
公衆トイレのあるフランスもよろしいかと。
驚きの写真はオランダ。
買い物カートに乗る生後3ヶ月のボクサー。
スーパーマーケットに犬は入店禁止だけど赤ちゃんだから許されているそうだ。
外に繋いでおくのは心配とはいえ、寛容だ。
ドーナツ屋の店主、ヴィンス・キャムデン。
4年前ひょっこりスポーケンの街に現れ、店休日以外早朝からドーナツを作る毎日。
地道に暮らしているようでありながら実は偽造カード、麻薬の密売といった裏稼業で忙しい。
そんなある日、自分の生活に探りを入れてくるヤツが現れる。
裏の仕事をのっとり、命までも奪おうとしている。
これは4年前のツケなのか?
疑心暗鬼になり、過去を清算しようと立ち上がる。
ヴィンス・キャムデンは証人保護プログラムでつくられた男。
子どものころからの犯罪者、でもケチな借金がらみくらいで何故証人保護プログラム?という疑問は後に明かされる。
新しい人生をもらっても同じ事を繰り返していたヴィンス。
しかし命を狙われ、過去に対峙したことから自分が本当に求めていたことに気付く。
時は1980年の大統領選。
初めて手にした選挙権の重みとやり直しの人生。
ヴィンスが一番選挙を真剣に考えているというのは田舎町ってことなのかな?
まったくの余談。
T・J・パーカーの写真、変な人形を持っているのしか見たことがなかった。
そしたらこのジェス・ウォルターも同じのを持ってるじゃないですか。
パーカーさんの趣味の人形なわけじゃなくて
アメリカ探偵作家クラブ賞の受賞記念のトロフィーなのね。
注意力が足りませんで失礼いたしました(笑)
12のミステリ短編集。
話ごとの主要人物は違うけれども、どこかで前に読んだ誰かが登場してくる。
途中でストーリーよりも「これはアレの○○だ」を探している自分を発見。
ドラマを見ている自分のようだ。
つまり私の見方は一貫しているのだ!無関係なことを再認識。
肝心の本ですが、お話はスッキリと解決しているとはいえず、
どれもが少し嫌な余韻を残す。
そういうのは嫌いじゃない。
嫌な余韻を残す原因は各話の最後に記されている<参考>のせいかも。
私が無知なだけかもしれないが、関係性がよくわからない。
<参考>までは1話なのかも。
著者がインスパイアされたって意味のことなのかな。
私は他の本も読んでみたくなったけれど、どうでしょう?






