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本の感想
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鯉ヶ窪学園に転校してきた赤坂通は言いくるめられて探偵部に入部。入部早々アイドル目当ての盗撮カメラマンが密室の保健室で殺され、その鍵を握っていると思われる音楽教師が密室と化した自宅で殺され、さらに盗撮の対象と思われる芸能クラスのアイドルが行方不明。探偵部(三人)と顧問の生物教師は事件を解明できるのか?

「楽しみたいなら東川さんをお薦めします」というくらいこれも面白かった。
本が好き、ミステリも好きなんていっておきながら、本格とか定義づけはよくわかってないという罰当たりな本読みですが面白いのだけはわかります。楽しんでるうちに解決してしまうなんて最高じゃないですか。
捜査中(?)も緊張感など一切なく、本能のままの高校生。事件の生臭さと対照的であります。だから許せるのかも。
探偵部員とその顧問の「探偵部だな」という接点も、他部への潜入部員なんて設定も私は大好き。
ただ、顧問の石崎がわりと無難に事件を解決してるのが不満といえば不満(笑)。石崎は部員たちと共にバットを振り回し続けていてくれればいいのです。

鯉ヶ窪学園の部活動紹介で非公認の中にインディアカ部の名前が!懐かしいなあ、体育の授業でやりましたよ。マイナーだと自負しているだけにこういう細かいネタに食いついちゃいます。

図書館で借りたのですが、マナー違反を発見。勝手に校閲してる人がいます。数箇所ペンで直しを入れてます。
公共のものに書き込むことは許されないが、中途半端なのもイヤ。「ここは見逃すのか?」と余計に気になるじゃないの!(笑)。
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